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女性の不妊/反復流産に役立つ新しいインプラント

January, 18, 2022, Southampton--サウサンプトン大学の医師と研究者は、開発した新しいインプラントデバイスをテストしている。これは、妊娠に問題がある、あるいは反復的に流産する女性に役立てるために開発された。

生殖医学の専門家、Ying Cheong教授と、バイオエレクトロニクスエンジニア、Hywel Morgan教授が開発した小さなセンサデバイスは、子宮内環境をモニタし、胚発達に影響をもつあらゆる活動を検出することができる。デバイスは、現在、Oxfordの女性の健康に関わる企業、Verso Biosenseが開発している。

システムは、3つの主要コンポーネントで構成される。デバイス、データレシーバ、レシーバを保持する肌着。

センサデバイスは、避妊コイルと同形状、同サイズであるが、避妊用途ではなく、クリニックで子宮に挿入される。

それは、子宮の温度、溶存酸素、pHレベルをモニタする。これら全て、胚発達に影響する。データを30分ごとに連続的にレシーバにワイヤレス送信される。医者は、結果を評価して、異常対処に役立つ介入を行う。

Cheong教授とそのチームは、現在、この研究に参加するように女性に案内している。ボランティアは、18-42歳、不妊、流産の病歴は不要。

「これは、子宮環境の理解向上のための第1段階であり、不妊や反復流産のモニタと処置改善につながるとわれわれのチームは考えている」(Cheong教授)。

システムは3つの主要コンポーネントで構成。IUMD(1)、肌着(3)、データレシーバ(4)。