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自己発電・蓄電機能付きシート型生体センサを実現

April, 28, 2021, 大阪--大阪大学産業科学研究所の植村隆文特任准教授、荒木徹平助教、関谷毅教授らの研究チームは、オーストリアのJoanneum研究所のAndreas Petritz博士、Esther Karner-Petritz博士、Philipp Schäffner博士、Barbara Stadlober主任の研究チームと共に、極薄シート型圧電システムを開発することに成功した。

これまで、強誘電性ポリマー、有機ダイオード、蓄電キャパシタなどが集積化された電子デバイスは、超柔軟性(厚み10 µm以下、曲げ半径1 mm以下)を実現できていなかった。

今回、研究グループは、1 µm厚のポリマー基板上に強誘電性ポリマー、有機ダイオード、蓄電キャパシタなどを集積化する技術開発を行い、極薄シート型圧電システムを実現した。脈拍など生体情報のモニタリングや、同一システムによる自己発電にも成功した。将来、肌に密着しても装着感なく生体計測できる、充電不要のシート型生体センサシステムの実現が期待される。

研究成果は、英国科学誌「Nature Communications」に公開された。
(詳細は、https://resou.osaka-u.ac.jp)