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QUT、乳がんの救命治療に役立つ3Dプリンティング

August, 1, 2017, Brisbane--クイーンズランド工学大学(QUT)名誉教授、Dietmar W Hutmacherは、再生と化学療法を統合する個別化医療研究を主導している。
 Advance Queensland助成金を受けて同教授は、学際的チームを指導している。チームは、生体材料(バイオインク)ソフトウエアとハードウエアを開発しており、目的は外科医が患者特有の3Dプリントインプラントを使用できるようにすること。インプラントは、乳がん患者のために乳腺切除後の移植に向けて抗がん化学療法薬を含んでいる。
 同教授によると、多孔質軽量生分解スカフォールドは患者自身の脂肪組織と組み合わせている。
 「スカフォールド表面の化学療法薬により、薬剤は、現在の治療のように体全体ではなく、ガン部位に供給される」。
 スカフォールドは、生分解ポリマで3Dプリントされており、化学療法と患者自身の細胞とを組み合わせている。
「助成金の目的の1つは、個別化された薬剤治療ができる研究を行うことである。これにより個々の患者は、残っている組織の潜在的なガン細胞を全滅させるために必要とされる適量の化学療法薬の組合せを受けることができるようになる。
 患者は、非常に少ない化学療法の投与を受け、副作用が少なくなる」と同教授は説明している。
(詳細は、www.qut.edu.au)