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「スマート」ナノ粒子、PEARLを発見

July, 21, 2016, Toronto--トロント大学医療生物物理学教授、Dr. Gang Zhengの生物医学研究チームは、「スマート」な有機、生分解性のナノ粒子を発見した。これは、熱と光を制御して利用し、極めて高精度に腫瘍を標的にして除去する可能性がある。
 Dr. Zhengによると、その概念実証成果は、ガンの治療で光-熱療法の臨床的有用性を高める実行可能なアプローチを提供するものである。
 研究室では、ファントムモデルを使い、PEARL (photo-thermal enhancing auto-regulating liposomes)と名付けた「スマート」ナノ粒子が、光-熱療法のより効果的な利用を妨げている2つのボトルネックをいかにして解決できるかを示した。これらは、治療中に巻き添え被害を起こすことになる組織の過熱と、光が吸収されて進行が阻止されるためにより大きな腫瘍のアブレーションができないことである。
 化学者であるDr. Zhengは、「われわれのスマートナノ粒子は、スーパークールである。それは光を吸収し、熱を生成し、腫瘍を除去する。ナノ粒子は熱センサであり、所望のアブレーション温度55℃に達すると、見えなくなり、光はもっと深く腫瘍領域に浸透し、治療プロセスが繰り返される。
 その結果、より大きな腫瘍を加熱して除去する。正確に制御されているので、周辺組織への損傷は最小限である。次のステップは、この概念をさらにテストするために前臨床研究を行うことだ」と説明している。
 過去10年、プリンセスマーガレット(Princess Margaret)でDr. Zhengの研究は、腫瘍イメージングと標的治療を促進するために、光、熱、音を利用してナノ粒子技術を前進させることに注力してきた。