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蛍光顕微鏡でIVFに最適の卵をピンポイントできる

May, 13, 2016, Chicago--ノースウエスタン医科大学の新しい研究によると、人の卵子を精子酵素で活性化すると亜鉛の爆発的スパークが起こる。この「スパーク」のサイズで卵子の品質を直接計測し、胚に発展する能力を測ることができる。
 研究チームによると、この発見は、体外受精(IVF)の際に医師が最良の卵子を選択するのに役立つ。
 人の卵子で亜鉛のスパークが記録されたのはこれが初めてである。
 研究チームは、精子酵素を卵子に注入することで卵子を活性化した。これによって卵子の中でカルシウムが増え、卵子から亜鉛が放出される。
 亜鉛が卵子から放出されると、小さな分子プローブと結合し、蛍光顕微鏡実験で発光する。したがって素早い亜鉛の放出に、スパークのように見える閃光が続く。
 卵子は、細分化し、健全な胚の発達をコントロールするために亜鉛を分布させる。過去6年、研究チームは亜鉛が成長の決定、全く新しい遺伝的生命体に変わる決定を制御することを示した。
 Dr. Eve Feinbergは、「これは重要な発見である。われわれは、非侵襲的で容易に見ることができる方法で、着床前に卵子、最終的には胚の健全性を評価できるからである」とコメントしている。
 同氏によると、現状では良質の卵子であるかどうかを判断するツールは存在しない。「われわれが、妊娠が確実であるかどうかを見るまで、卵子または胚が真に成長できるものであるかどうかはわからないことがある。もしわれわれが前もって良質な卵子であるか否かを知ることができれば、どの胚を移植するかを知るのに役だ。また、多くの心痛も避けられ、遥かに迅速に妊娠が達成できる」と同氏は説明している。