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VivoSight OCTスキャナの利用で基底細胞ガンの初期診断改善

October, 23, 2015, Maidstone--マルチビームOCT技術にフォーカスしているマイケルソンダイアグノスティクス(Michelson Diagnostics)は、同社のVivoSight OCTスキャナの利用が初期段階の基底細胞ガン(BCC)の診断を大幅に改善し、診断的生検を36%減らせることを示すデータを発表した。
 VivoSight OCTのスキャニングによって医師は皮膚の上皮や表皮連続画像が得られる。これを診断過程で医療の専門家が解釈することができる。米国で行われた他施設共同の未来に関する研究のデータは、The Journal of Clinical and Aesthetic Dermatologyに発表された。
 「VivoSight OCTがBCCの診断確からしさを臨床検査に対して4倍改善し、診断精度が50%向上することをデータは示している」とMouns Sinai HospitalのIcahn医学校、皮膚科准教授、MD、Orit Markowitzは説明している。「OCTを他の標準的な評価に加えることで偽陽性率を改善し、BCCの確定診断を支配する高い確度が得られることが分かった。このような患者を外科に送ると、生検全体が36%削減できた」。
 臨床的ダーマスコピーと比較して、VivoSight OCTは感度と特異性が大幅に改善されており、BCCの診断確度は87.8%、それに対して臨床では57.4%、ダーマスコピーでは69.6%。BCC診断でVivoSight OCTを利用することにより、3患者のうち1人以上(36%)が診断的生検を回避できる。マイケルソンダイアグノスティクスのCEO、Andy Hill氏は、「今回の発表は、既存の優れたデータに基づいている。このデータでは、VivoSightスキャニングが、BCCや他の非黒色皮膚ガンの非侵襲的診断やモニタリングにとって不可欠のツールとなっていることを示している」とコメントしている。
 マイケルソンダイアグノスティクスは、ヨーロッパと世界の選ばれた市場における販売成功に続いて、黒色腫診断を含め、OCT技術の潜在的なアプリケーションを拡大していく」。VivoSightは、CE/TGA規制当局の認可、米国のFDA 510(k)認可を受けている。
(詳細は、vivosight.com)