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AIと赤外イメージングを組み合わせて糖尿病足を早期発見

June, 18, 2020, Albuquerque--VisionQuest Biomedical Inc.とニューメキシコ大学医学部(University of New Mexico School of Medicine)は、National Institutes of Health (NIH)の一部門、National Institute of Diabetes and Digestive and Kidney Diseases (NIDDK)(国立糖尿病研究所/消化器・腎臓病研究所)から300万ドル、3年の助成を受けて、「糖尿病足」として知られる糖尿病性末梢神経障害(DPN)を早期に発見する新技術の臨床評価を完成させる。

「初期医療で医師がクリニックで実施できる高感度で特殊な簡便テストは、現在存在しない。このデバイスは、糖尿病と診断された患者に対する統合的ケアの提供で、重要なギャップを埋めるものである」。

VisionQuest の創始者/CTO、Dr. Peter Soliz (PhD)は、「末梢神経障害の初期兆候を発見する当社の特許技術は、この厳しい糖尿病合併症への医師の取り組み法を根本的に変える。このシステムは、すでに成功を収めている糖尿病性網膜症用のEyeStarシステムを補完するものであり、これにより1回の来院で複数の糖尿病合併症をスクリーニングできる」とコメントしている。

米国では、糖尿病患者は3420万人、人口の10.5%。末梢神経障害協会の推定では、糖尿病と診断された人の70%がDPNを発症している。これは苦痛を伴う糖尿病合併症であり、感覚障害、足部潰瘍になり、年に約54000人が切断している。

現在のスクリーニング法は、予防処置が結果を改善できる、DPNの初期ステージを高信頼に発見できない。VisionQuest の完全自動、非侵襲的システムは、足裏の変化する温度のリアルタイムサーマルビデオを分析して、血流の高感度、一貫した計測を行う。これを、解釈不要で、初期医療で利用することができる。デバイスと技術は、2014年US特許となっている。

NIDDK助成金により、VisionQuestは、米国でデバイスを市場に出すために、FDA認可に必要な臨床評価を完了する予定である。

(詳細は、http://visionquest-bio.com)