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OCT技術と市場トレンド調査

September, 10, 2014, Paris--TEMATYSは、「ヘルスケアとライフサイエンス向けOCT:技術と市場トレンド」レポートを発表した。
 光コヒーレンストモグラフィ(OCT)は、眼科市場では確立された成熟技術となっている。現状を見ると、眼科OCT市場は、過去数年にわたり下降トレンドになっている。しかし、先進諸国でOCT眼科市場が飽和しているとは言え、ヘルスケアやライフサイエンス向けのOCT市場は、2013年の5億ユーロから、2019年には約10億ユーロに成長すると見られている。生体医療アプリケーションからの力強い需要、新技術の継続的な開発、発展途上国からの旺盛な需要がOCT市場の成長を後押ししている。
 調査レポートによると、OCTは世界の公衆衛生、例えば、非黒色腫皮膚ガン、糖尿病性網膜症、バレット食道、加齢性黄斑疾患、心疾患などに対処できるので、眼科以外の医療応用に展開できると見られている。OCTが対応できるこれらの病状の診断とモニタリングでラベルフリー、非侵襲、生体内イメージング技術に大きな需要がある。さらに、中国やインドなどの途上国から医療機器に対する需要がますます緊要になっている。
 新しいアプリケーションへのシフトをサポートするために、画期的な技術の開発が必要であることをこのレポートは示している。高偏光感度OCT、ドップラーOCT、蛍光と組み合わせたOCTなどいくつかの機能的OCT法が研究されており、その狙いは定量的情報の提供、診断パフォーマンスの向上。さらに、R&DはOCT用のコンポーネントやサブシステムのパフォーマンス、コンパクト性を目標に進められている。トレンドは、PIC利用による微小化に向いている。目標は、コンパクトで低コストのポータブルOCTシステムの製造を可能にして、例えば皮膚科や歯科のアプリケーションで使えるようにすることである。