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近赤外イメージング市場、2026年に3億7500万ドル

August, 29, 2019, Pune--アライドマーケットリサーチのレポート「近赤外イメージング市場、製品、アプリケーション、適応症およびエンドユーザーごと、2018-2026年グローバル機会分析と業界予測」によると、市場は、2018年の2億7100万ドルから、2019-2026にCAGR 4.1%成長で、2026年には3億7500万ドルに達する見込みである。
 近赤外(NIR)イメージングは、インドシアニングリーンなどの非毒性色素を組織に投与するイメージング技術。組織は、蛍光を生成する近赤外(NIR)光で照射される。蛍光はカメラで受けて2D画像に変換される。NIRシステムは、さまざまな病気の観察に使用され、ガン手術や診断にも適用される。
 世界的に増加している医療処置数、標的疾患の急増、慢性病や神経疾患の増加などの要因が市場の成長に関与している。また、世界中でNIRイメージングの採用が増えていることは、NIRイメージング世界市場にとって主要な成長要因である。とはいえ、他の代替イメージング技術の利用、赤外検出器の高価格は、グローバル市場成長の制限要因である。
 NIRイメージング市場は、製品、アプリケーション、適応症、エンドユーザーおよび地域に基づいて細分化され、市場の詳細な評価が示されている。製品ベースでは、市場はNIR蛍光イメージングシステムとNIR蛍光&生物蛍光イメージングシステムに分けられる。NIR蛍光イメージングシステムは、ガン手術、美容整形手術、その他の手術など、手術中のアプリケーションのお陰で、近赤外イメージングシステム市場で大きなシェアを取った。さらに、ガン手術数の増加が、市場の成長を押し上げたもう1つの要因である。これらのシステムは、乳ガンなど、ガン診断でも利用される。
 適応症ベースでは、市場は、ガン手術、心臓血管手術、消化管手術、形成外科/再建手術、その他に分けられている。ガン手術がNIRイメージング市場では大きなシェアを獲得した。これは、世界的にガンの流行が急増したためである。
 エンドユーザーベースでは、市場は病院、診療所、研究機関などに分けられている。NIRイメージングシステムは病院で行われる手術で利用されるため、病院がNIRイメージング市場で大きなシェアを占めた。さらに、病院の普及も、このセグメントの成長を促進するもう1つの要因である。病院セグメントは、CAGR 4.3%と推定されている。
 2018年、北米がNIRシメージング市場規模で大きなシェアであり、このトレンドは継続すると予測されている。この地域で手術数が増加しているためである。さらに、NIRイメージングシステムの利用が容易であること、主要プレイヤーの存在、NIRイメージングシステム採用の増加がこの地域での市場成長を後押ししている。APACは、最速成長率が予測されている。ガンの早期スクリーニングに関連する認識の高まりのお陰である。市場の成長を後押しするその他の要因に含まれるのは、この地域の膨大な患者数とヘルスケア支出の増加。発展途上経済圏は、NIRイメージングプロバイダーが事業を拡大して利益を上げる機会を提供する。絶えず進化する生命科学産業が、インド、中国、マレーシアなどの市場の成長を後押ししている。

NIRイメージング市場の要点
・NIR蛍光イメージングシステムは、2018年NIRイメージング世界市場の92.79%を占めた。
・医療イメージングセグメントは、予測期間に最高CAGRでの成長が見込まれている。
・心臓血管手術セグメントが、2018年市場で10.23%を占めた。
・APACは、予測期間に最高成長率が見込まれている、これに続くのがLAMEA。