All about Photonics

Business/Market 詳細

Kinetic River、SBIR助成金を獲得

Laser beam (blue) excites fluorescence (green) in a sample flowing within a microchannel. Detection filters (red) separate the collected fluorescence emission light. (PRNewsfoto/Kinetic River Corp.)

May, 25, 2017, Albuqueque--カスタムフローサイトメトリのリーダー、キネティックリバー(Kinetic River Corp)は、国立衛生研究所(NIH)から中小企業技術革新制度(SBIR)助成金を獲得した。
 6カ月のフェーズⅠ助成金、総額約225000ドルが米国立総合医科学研究所(NIGMS)によりKinetic Riverに支給された。NIGMSは、画期的な生体医療診断と治療プラットフォームの開発に焦点を当てているNIHの委託研究機関。
 SBIR助成金は、キネティックリバーの「Arno」細胞分析技術開発資金となる。このアプローチは、フローサイトメトリの多機能拡張を目標にしている。同時に蛍光染料のスペクトルオーバーラップに関わる補償問題を低減し、装置のフットプリントと複雑さを削減する。初期のテストで内部資金によって概念実証を行っているので、キネティックリバーは今後、新規リソースによりArno開発スケジュールを早めようとしている。
 「当社独自のArno技術はフローサイトメトリ業界に大きな影響を与えるものである。6~9カラーインストルメンツ、装置のサイズとコストを削減し、40を超える細胞パラメータを同時計測できる装置を実現する」とキネティックリバー社長、Giacomo Vacca, Ph.D.はコメントしている。
 Arno技術は、質量サイトメトリのような技術と違い、細胞分析装置と細胞分別機の両方に組込み可能であり、一般に受け入れられているワークフローに完全適合している。2つの製品バージョンが予定されている。Arno-1は、単一のレーザ使った8~11パラメータ分析器(前方散乱と側方散乱を含む)であり、オーバーラップする蛍光発光スペクトルに必要な補償はない。Arno-1はコンパクト、ロバスト、研究室向け装置に適しており、全ての一般的な分析とともに、中程度の複雑な多くの分析ができる。プラットフォームのハイチャネルカウントバージョン、Arno-2は、少なくとも40のパラメータ検出用に設計されており、パラメータは60に拡張可能である。Arno-2は、免疫表現型検査や高度の多重化度を必要とする同様のアプリケーションを目標にしている。