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3Dバイオプリンティング市場、2021年に13億3200万ドル超

February, 9, 2017, Amsterdam--ASDReportsが発表したレポート「3Dバイオプリンティング市場、2021年までの世界予測」は主要な市場ドライバ、制約、機会と課題を分析している。
 同レポートは、2016-2021年の予測期間で世界の3Dバイオプリンティング市場を調査している。市場は、予測期間にCAGR 26.5%成長で、2021年には13億3260万ドルに達する見込みである。
 臓器移植需要の増加、3DバイオプリンティングのR&Dの成長、研究への公私の投資、創薬への3Dバイオプリンティング利用の増加などがこの市場の成長を牽引する主要素である。しかし、生体材料ベースの製品、3Dバイオプリンティングの完全自動化の欠如、3Dバイオプリントされた製品の利用に関わる社会-倫理的な懸念が、この市場では重要課題になっている。
 技術的には、世界の3Dバイオプリンティング市場は大きく4つのカテゴリに分かれる、微細押出(マイクロエクストルージョン)、インクジェット、レーザ、磁気3Dバイオプリンティング。マイクロエクストルージョン3Dバイオプリンティング技術は、2016年、市場の最大シェアを占めると見られている。これは特に、無理なく利用できる価格のためである。
 アプリケーションベースでは、市場は臨床アプリケーション(皮膚、骨&軟骨、血管を含む)と研究アプリケーション(薬剤研究、再生医療、3D細胞培養を含む)に分かれる。研究アプリケーションセグメントは、3Dバイオプリンティング市場で最大シェアを構成しており、予測期間に高い成長が見込まれている。3Dバイオプリンティング領域の市場プレイヤや大学研究者による取り組みが増えていることが、このセグメントの成長を後押しする主因になっている。
 材料では、3Dバイオプリンティング市場は、細胞外基質、ハイドロゲル、生体細胞および生体材料に分かれる。生細胞セグメントは、2016年の市場で最大シェアを構成すると見られている。3Dプリンティングにおける生細胞の利用に向けたR&Dの取り組み増加が、この市場の成長を後押しする主因の1つとなっている。
 2016年現在では、北米が世界の3Dバイオプリンティング市場で最大シェアを構成し、これにヨーロッパが続いている。しかし、APAC市場が、2016-2021年の期間に最高CAGRで成長すると予測されている。全般的な研究活動および幹細胞研究活動の増加、臓器移植需要の増加、市場プレイヤによる活動の活発化など、多くの要因がAPAC3Dバイオプリンティング市場の成長を後押ししている。