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3D-MicomacとAllotex、提携して視覚矯正レンズを開発

December, 27, 2016, San Jose--Allotex Incと3D-Micromacは、最高協働契約を結んだと発表した。Allotexは、治療用に眼科生物製剤とデバイスを開発する企業。老眼、遠視、近視の治療ソリューションが目的。3D-Micromacは、太陽光発電(PV)、エレクトロニクス、医療デバイス市場向けのレーザマイクロマシンに具システムの大手サプライヤ。両社は提携して、人の角膜同種移植片の正確な作製のためのレーザシステムを開発しマーケティングする。角膜同種移植片は、外来通院で処置できる自然レンズ作製用に用いられる。
 人コラーゲンで造られるAllotexの自然の同種移植片レンズは、視力矯正が必要となる最も一般的な屈折障害の処置に使用できる。インプラントを成功させるためにこれらのレンズは、人の髪の毛の厚さ以下の正確なサイズで作製されなければならない。契約にしたがい、3D-Micromacは、Allotex専用に、高精度でコンパクトな、レンズ加工用エキシマレーザシステムを設計、開発製造する。Allotexは、眼科医や眼科クリニックに同システムの販売とマーケティングを担当する。
 AllotexのCEO、Dr. David Mullerによると 3D-Micromacのレーザマイクロマシニング技術とシステムノウハウは、このような精密レンズの製造で重要な役割を担う。「当社は、最初のプロトタイプ開発で一年以上、3D-Micromacと協働してきた。われわれの提携を成功させるために、3D-Micromacが適切な技術、経験、アプローチを持っていることは明らかである。契約に従い、互いの技術の商用化成功に向けて準備を整えた」とコメントしている。
 3D-Micromacは、2017年1月、Allotexの技術者と協力して開発した最初のプロトタイプをチューリッヒのAllotex R&Dファシリティに納入する。
(詳細は、www.3d-micromac.com)