Science/Research

実際の人の細胞で使える心臓ポンプを3Dプリント

July, 31, 2020, Minneapolis--

画期的な新研究で、ミネソタ大学の研究チームは、ラボで機能するセンチメートルスケールの人の心臓ポンプを3Dプリントした。その発見は、心臓病の研究に大きな意味を持つ。心臓病は米国では年に60万を超えるの人々の生命を奪っている […]

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東京工芸大学、光を使用して「液晶ゲル」を自在に曲げる技術

July, 30, 2020, 厚木市--

東京工芸大学工学部(神奈川県厚木市)工学科総合工学系化学・材料コースの比江島俊浩教授は、液晶ゲルの製造方法および設計方法についての特許を取得した。これは、ひまわりが太陽の光を浴びて光の方向に曲がるように、光を使用して「液 […]

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湾曲角膜の細部を細胞レベルでとらえるOCT

July, 30, 2020, Washington--

フランスの研究チームは、細胞レベルの細部、大面積で人の角膜の湾曲層のOCT画像を初めて取得した。その新しいOCT装置により眼病、角膜の神経密度を変える糖尿病などの健康障害のモニタリング改善が可能になる。 「眼の湾曲の最外 […]

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有機データ転送を高速化する新技術

July, 29, 2020, Newcastle--

ニューキャスル大学の専門家を含む国際研究チームは、新しいタイプのOLEDsを使い、データレート2.2Mbpsが可能な可視光光通信(VLC)を開発した。 このスピードを達成するために研究チームは、新しい遠赤/近/赤外、溶液 […]

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自然な光を用いる瞬間カラーホログラフィックセンシングシステム開発

July, 29, 2020, 東京--

情報通信研究機構(NICT)、科学技術振興機構(JST)、桐蔭学園桐蔭横浜大学及び千葉大学の研究グループは、NICT電磁波研究所において、自然な光で照明された3次元空間や蛍光体の発光を瞬間のマルチカラーホログラムとして記 […]

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次世代ソーラーテクノロジーの安定性と効率を向上させる

July, 28, 2020, 沖縄--

沖縄科学技術大学院大学(OIST)の研究チームは、効率と安定性の高い次世代型太陽電池モジュールを開発した。ペロブスカイト材料を使用して作られた今回の太陽電池モジュールは、その高い性能を2000時間以上も維持することができ […]

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音響波で集積光周波数コムをモノリシックピエゾ制御

July, 28, 2020, Lausanne--

集積フォトニクスとMEMS技術を組み合わせ、EPFLとパデュー大学の研究チームは、集積光周波数コムのバルク音響波でモノリシック圧電制御を実証。その技術は、厳しい用途向けの集積超高速音響-光変調に道を開く。 圧電材料は、電 […]

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3Dプリント微小ブリックでレゴインスパイア骨と軟組織修復

July, 28, 2020, Portland--

微小な3Dプリントブリックが骨折した骨の修復用に設計された。これは、いずれ人の移植でラボ製臓器につながる。 Advanced Materialsに発表された研究によると、レゴブロックからヒントを得た小さな中空ブリックが骨 […]

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電気的に2次元ビーム走査可能な新たなフォトニック結晶レーザチップ開発

July, 22, 2020, 京都--

京都大学大学院工学研究科の野田進教授、坂田諒一 大学院生、メーナカ・デ・ゾイサ講師、石崎賢司特定准教授、井上卓也助教らのグループは、高ピーク出力かつ高ビーム品質のレーザ光を、電気的かつ2次元的に走査可能な新たなフォトニッ […]

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産総研、光でプラスチックの劣化が診断可能

July, 22, 2020, つくば--

産業技術総合研究所(産総研)機能化学研究部門化学材料評価グループ 新澤英之 主任研究員、水門潤治研究グループ長、古賀舞都研究員、高分子化学グループ 萩原英昭研究グループ長、渡邉亮太 主任研究員、山根祥吾主任研究員は、近赤 […]

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プラスチックの高精度レーザ溶接

July, 22, 2020, Aachen--

完了したNRWプロジェクトSeQuLas゛、フラウンホーファーILTと業界パートナー3社は、透明プラスチックコンポーネントで最小溶接シームを生成するために利用できる結合プロセスを開発した。同プロセスは、特有の利点を持つツ […]

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高強度のレーザ光による世界最大の電場発生を実証

July, 21, 2020, 東京--

量子科学技術研究開発機構(量研」)量子ビーム科学部門関西光科学研究所(関西研)の西内満美子上席研究員と他の研究者で構成される研究グループは、量研関西研の超高強度レーザ装置「J-KAREN」を用い銀標的に照射することで、既 […]

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自律航法/AR/神経科学を変革するコンパクトなビームステアリング研究

July, 21, 2020, New York--

コロンビア大学の研究チームは、近赤外と青色波長の両方で、初のオンチップ光フェーズドアレイ技術を報告した。幅広い研究分野にアプリケーションがある。 ビームステアリングシステムは、イメージング、ディスプレイ、光学トラッピング […]

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量子オプティクスに取り組むマシンラーニング

July, 20, 2020, Moscow--

マシンラーニングがますます多くのタスクで人のパフォーマンスを凌駕し続けているが、Skoltech(Skolkovo Institute of Science and Technology)とモスクワ大学などの研究者は、デ […]

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現代世界は急速にワイヤレス、赤外世界になる

July, 17, 2020, Eindhoven--

光ファイバなど、オブティクスベースの技術が、有線通信の時代に強力な影響を及ぼしている。現在、光技術はワイヤレス通信も変革することが確実視されており、従来の無線ベースのアプローチの主要問題を解決しそうである。それには、操作 […]

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電子デバイスから貴重な原材料回収に成功

July, 17, 2020, Aachen--

EUプロジェクトADIRが始まり、電子デバイスの全く新しい自動リサイクリング法を開発する。これは、電子デバイスを分解し、それに含まれる貴重な原材料を回収する方法である。「次世代都市鉱山- 自動分解、分離し、電子装置から貴 […]

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ORNL、「化学レンズ」を利用する顕微鏡を開発

July, 16, 2020, Oak Ridge--

Oak Ridge National Laboratory(ORNL)の研究者は、細胞膜やバイオフィルムを含む生体システムの観察に「化学的レンズ」を提供する新しい顕微鏡を構築した。その装置は、微生物と植物の相互作用など、 […]

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細胞をありのままの姿で超高速選抜、世界初のラマン画像活性細胞選抜法

July, 16, 2020, 東京--

東京大学大学院理学系研究科・合田圭介教授が率いる研究グループは、細胞内生体分子を光学的に高速検出する誘導ラマン散乱(stimulated Raman scattering, SRS)顕微法で撮像し、画像解析で細胞を高速識 […]

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従来の顕微鏡で3Dフルカラー画像を直接取得

July, 16, 2020, Beijin--

広視野顕微鏡(WFM)では,3D体積再構成に必要な光学的断面(OS)画像は得られない。焦点外れ信号が常に合焦面内で結合しているからである。構造化照明顕微鏡(SIM)を導入することで研究者は、フルカラー(FC)合焦面から焦 […]

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波長の壁を破る超短パルスレーザ、サブサイクル光を増幅する新手法

July, 15, 2020, 和光--

理化学研究所(理研)光量子工学研究センターアト秒科学研究チームのリン・ユーチー研究員、鍋川康夫専任研究員、緑川克美チームリーダーの研究チームは、一波長励起の増幅器を用いて、「サブサイクル光」と呼ばれる光電場が振動する周期 […]

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ホームセキュリティカメラにプライバシーリスク

July, 15, 2020, London--

クイーンメリーロンドン大学(Queen Mary University of London)と中国科学アカデミー(Chinese Academy of Science)による国際的研究は、ユーザの潜在的なプライバシーリス […]

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LZH、レーザでCFRPにリベット穴開けを開発

July, 15, 2020, Hannover--

LaBoKompプロジェクトで、Laser Zentrum Hannover e.V. (LZH)と4パートナーは、複合材料にリベットホールをドリルするためのレーザベースのシステムを開発した。LZHは、基盤となるプロセス […]

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肝臓病を発見、モニタする新しいイメージング法

July, 15, 2020, Cambridge--

ある肝臓病をスクリーニングすることは現在、難しい。また、一旦発見されても、これらの症状をモニタすることも難しい。Massachusetts General Hospital (MGH)とMITの研究チームは、先ごろ、両方 […]

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超広視野の新しいマルチスペクトル湾曲複眼カメラ実現

July, 14, 2020, Shanghai--

マルチスペクトルイメージング技術は、相対的に高解像度であるので、リモートセンシングに広いアプリケーションがある。しかし既存技術は、低いシステムインテグレーション、高複雑度、小さな視野(FOV)などの欠点があり、航空機、サ […]

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次世代THzレシーバにTOPTICAのTeraScan

July, 14, 2020, Munich--

“TeraFETs”、テラヘルツ検出向けにアンテナを集積した電界効果トランジスタ、はコンパクトなチップベース、ブロードバンドテラヘルツレシーバの有望な候補である。 フランクフルト大学(Frankfurt Universi […]

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新しいTHzパルスベースデータエンコーディング法を開発

July, 13, 2020, St. Petersburg--

世界中の研究者がテラヘルツ(THz)領域のデータ転送法に取り組んでいる。これは、今日の技術でできるものよりも遙かに高速にデータの送受ができる。しかし、直面する問題は、GHz領域よりもTHz領域でデータをエンコードする方が […]

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LiDAR技術で歴史的マヤ遺跡を発見

July, 13, 2020, Arizona--

LiDARを利用したアリゾナ大学の発見は、マヤ文明が考古学者が以前に考えていたよりも急速に発展したことを示している。しかも、後の時代よりも社会的不平等が少なかったことを示唆している。 地上からは、大地の下に何か異常なもの […]

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MIPT、量子からヒントを得た光センサ

July, 13, 2020, Cambridge--

MIPTの研究チームは、米国Argonne National Laboratoryの研究者とともに、簡素な光学ツールを使って物理量を計測する先進的量子アルゴリズムを実証した。 Scientific Reportsに発表さ […]

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MIPTスーパーレンズ、古典的なオプティクスの法則を回避

July, 10, 2020, Moscow--

ロシアとデンマークの研究者は、プラズモンナノジェットの初の実験観察を行った。この物理現象は、光のナノスケール集光を可能にし、理論的には、普通の集光レンズの基本的制約の一つを回避できる。光波の強力な圧縮は、現在のエレクトロ […]

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プラグ&プレイレンズ、顕微鏡の適応型オブティクスを簡素化

July, 10, 2020, Washington--

モデナ大学の研究者は、商用光学顕微鏡に適応光学補正を付加できるプラグ&プレイデバイスを開発した。適応光学は、生体サンプル深部でとらえた画像品質を大幅に改善できるが、これまでは、実装が非常に複雑だった。 モデナ・ […]

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