Science/Research

セシウムを吸収した植物の細胞内での分布の可視化に世界で初めて成功

June, 18, 2014, Tsukuba--

NIMS国際ナノアーキテクトニクス研究拠点YAMATO-MANAプログラムの小松広和研究員と有賀克彦主任研究者・超分子ユニット長らは、RIKEN環境資源科学研究センターのアダムス英里特別研究員、Ryoung Shin(申 […]

全文を読む

富士通研、世界最高速CPU間通信向け56Gbps受信回路を開発

June, 18, 2014, Tokyo--

富士通研究所は、次世代サーバに搭載されるCPUなどのチップ間データ通信において、世界最高速である56Gbpsの高速データを受信可能な受信回路を開発した。  サーバのデータ処理能力を向上させるため、CPUの高性能化とともに […]

全文を読む

NTT、世界で初めて「フォノン伝搬の電気的制御」に成功

June, 18, 2014, Tokyo--

日本電信電話(NTT)は、MEMS技術を用いた新しい構造のフォノニック結晶を作製し、弾性振動、いわゆるフォノンの伝搬を電気的に制御することに世界で初めて成功した。  フォノンの流れを自在に制御することにより、既存のMEM […]

全文を読む

コックピットに画期的なメタマテリアルレーザシールド

June, 17, 2014, Halifax--

カナダのラムダガード(Lamda Guard)社は、航空機メーカーエアバス(Airbus)と契約し、パイロットに方向感覚を失わせ障害の原因になる不要な高輝度光やレーザ光をジェット旅客機の航路から逸らすように設計された画期 […]

全文を読む

微小レーザ技術を使い液体の化学組成をテストするセンサを開発

June, 16, 2014, Vienna--

ウィーン工科大学(TU Vienna)の研究チームは、微小レーザ技術を利用して、液体の化学組成をテストすることができる微小センサを開発した。  赤外レーザビームが多様な分子に吸収されるので、液体や気体の分析に最適であると […]

全文を読む

分子レベルでアルコール依存症のニューロンへの影響を特定

June, 16, 2014, Nottingham--

バスク大学(University of the Basque Country)とノッティンガム大学(University of Nottingham)の共同研究により、アルコール依存症患者の寿命を延ばす新しい薬と治療法実 […]

全文を読む

サウスカロライナ大学、表面触媒のナノ領域研究で大きな前進

June, 13, 2014, Los Angeles--

表面触媒の研究は機構的に非常に難しいが、サウスカロライナ大とライス大の研究チームは、以前からその動作を詳細に表現することができなかったAgナノ触媒からリアルタイムで反応情報を得る方法を示した。 成功の決め手は、これまで研 […]

全文を読む

レーザでテーブルトップ超新星を実現

June, 12, 2014, Oxford--

オクスフォード大学の研究チームは、レーザポインタよりも60兆倍強力なレーザビームを使って、宇宙で最もエネルギーに満ちた出来事の1つを研究する方法として、実験室で超新星規模の爆発を再現した。  超新星の爆発は、星内部の燃料 […]

全文を読む

KIT、拡散媒質向けに「隠れ蓑」を作製

June, 11, 2014, Karlsruhe--

実際の「隠れ蓑」はかなり複雑で、ある状況でしか機能しない。光学的な隠れ蓑が、方向、色(波長)、偏光によって物を見えなくするのは物理法則である。しかし、媒質が変われば、物を隠すのは遙かに簡単になる。 カールスルーエ工科大( […]

全文を読む

OCTの新しい応用、精密ガイド硬膜外麻酔

June, 10, 2014, Washington--

メリーランド大学のバイオエンジニア、Yu Chen氏の研究チームは、OCT機器と18口径硬膜外針を統合する方法を開発した。  同氏によると、硬膜外投与は従来、解剖学的目印を利用して盲目的に行われている。しかし、同大学の研 […]

全文を読む

光を使って幹細胞に歯の治療をさせる

June, 10, 2014, Cambridge/Boston--

ハーバード主導の研究チームが、体内の幹細胞に組織再生をさせるためにローパワーの光が使えることを初めて実証した。  研究チームは、ローパワーレーザを使って人の歯の幹細胞に象牙質を作らせた。さらに、関連する分子メカニズムを説 […]

全文を読む

超低消費電力のポラリトンレーザ

June, 9, 2014, Ann Arbor--

ミシガン大学(University of Michigan)の研究チームは、光と物質の世界をまたがるポラリトンのような不安定な粒子で、コヒレントレーザ的なビームを作る新しい、実用的で、潜在的に高効率の方法を実証した。   […]

全文を読む

パタン視覚刺激を使って脳の回路を制御

June, 6, 2014, Quebec--

マギル大学(McGill University)の研究チームは、感覚刺激の相対的な時間により、脳が神経回路を再形成したり微調整したりすることを初めて明らかにした。  今日のほとんどの神経科学の教科書では、脳細胞のパタン化 […]

全文を読む

レーザと暗視技術で隠れたリンパ系イメージング改善

June, 6, 2014, Washington--

人のリンパ系は重要であるが、カラダ全体に広がる微小なリンパ管でできた循環系についてはあまり理解されていない。  この「排出」系が感染防止に役立ち、病気や外傷が正常なリンパ機能を阻害するときによく起こる腫れ物を防いでいる。 […]

全文を読む

量子鍵配送・スマートフォンを用いた認証・データ保存システム開発

June, 5, 2014, Tokyo--

情報通信研究機構(NICT)は、量子鍵配送装置からの安全な鍵(共通乱数)をスマートフォンに転送・保存することで、個人データへのアクセス権の設定とデータの安全な保存を可能とするシステムの開発に世界で初めて成功した。  この […]

全文を読む

2色の光を使う世界最高感度の温度計を開発

June, 5, 2014, Adelaide--

アデレード大学(University of Adelaide)物理学研究チームは、世界最高感度の温度計を作製した。これは、これまでの最良の温度計よりも3倍高精度である。  同大学フォトニクス、先端センシング研究所(IPA […]

全文を読む

Si基板上へのグラフェン物性の作り分けに初めて成功

June, 5, 2014, Sendai--

東北大学電気通信研究所の吹留博一准教授・末光真希教授らのグループは、他の研究グループと共同で、有望な次世代デバイス材料であるグラフェンを、Si基板上に三次元集積的に成長させることに初めて成功した。さらに、この方法により、 […]

全文を読む

有機太陽電池、光-電流変換で初のリアルタイム映像

June, 4, 2014, Oldenburg/Modena/Milano--

有機太陽電池の光-電気変換プロセスをドイツとイタリアの研究チームが初めてリアルタイムムービーで報告した。 これはScience誌に掲載されたもので、研究チームは、電子の量子力学的な、波のような性質と、それが原子核に結合す […]

全文を読む

Coriant、ホローコア光ファイバでギネス認定世界記録

June, 4, 2014, Naperville--

コリアント(Coriant)は、ギネス(Guiness World Records)が、Coriantがホローコアファイバで達成した世界最高データ伝送レート57.6Tbps(グロスレート73.7Tbps)を認定したと発表 […]

全文を読む

UCSD、光で記憶を消去、蓄積、読み出しできる

June, 4, 2014, San Diego--

カリフォルニア大サンディエゴ医学部の研究チームは、ラットの記憶を消去し復活させ、過去のイベントに対する動物の反応を大きく変えた。  この研究は、脳の神経を刺激することで選択的に記憶を消去しそれを予想通りに復活させられるこ […]

全文を読む

南洋理工大学、3Dプリンティング研究センタに3000万ドル投資

June, 3, 2014, Singapore--

南洋理工大学(NTU)は、世界的な大手3Dプリンタメーカーの1社、SLM Solutionsと500万ドルの共同ラボラトリ契約を結び、新しい積層造形センタ(NAMC)を立ち上げた。  このセンタの目的は、現在のプリンタよ […]

全文を読む

9,000km離れた日独の光格子時計が625兆分の1の精度で一致

June, 3, 2014, Tokyo--

情報通信研究機構(NICT)は、ドイツ物理技術研究所(Physikalisch-Technische Bundesanstalt:PTB)と共同で、通信衛星を利用した新しい手法で、両機関で開発されたストロンチウム光格子時 […]

全文を読む

グラフェンデバイス動作中表面電位のピンポイント測定に成功

May, 30, 2014, Tokyo--

東北大学電気通信研究所の吹留博一准教授・末光真希教授らのグループは、東京大学他のグループと共同で東京大学放射光アウトステーションBL07LSU(SPring-8)にある三次元ナノESCA装置(空間分解能70nm)を用いて […]

全文を読む

NIST、太陽電池テスト用にレーザベース測定システムを開発

May, 30, 2014, Gaithersburg--

米国標準技術局(NIST)の研究チームは、人工の太陽光を生成して太陽電池の特性をテストし、その効率を高める方法を見つけ出すためのレーザベース計測器を開発した。  新しいNISTのシステムは、太陽光を可視光から赤外まで幅広 […]

全文を読む

フランウンホーファーIGB、UV光を使って高効率水処理

May, 29, 2014, Stuttgart--

廃水にはバイオ廃水処理プラントで分解が困難な有害物質が多く含まれている。フランウンホーファーの研究チームは、化学触媒を使う必要なくUV光で高信頼に処理できる光化学反応システムを開発した。  廃水には、環境に流れ込むべきで […]

全文を読む

新しいSHGイメージング技術を開発

May, 29, 2014, Berkeley--

遷移金属二カルコゲン化物のような半導体の単一原子層を用いて超小型で超高速電子デバイスを開発する動きが大きな勢いを得ている。米国エネルギー省(DOE)のローレンスバークリ国立研究所の研究グループは、二硫化モリブデン単一層端 […]

全文を読む

MIT、新しいグラフェンシート作製法

May, 29, 2014, Cambridge--

グラフェンは、新種の電子デバイスなどの材料として有望視されていることから、世界中の研究者が新たなアプリケーションを目指してこの材料を研究している。しかし、この強靱で軽量、伝導性の高い材料を広く採用する上で最大の障害の1つ […]

全文を読む

グラフェンを用いた2次元プラズモンオプティクス

May, 28, 2014, Victoria--

CIC nanoGUNEの研究者は、CFO、Grapheneaと協力して、1原子厚の材料グラフェンで光をトラップして制御する光アンテナをベースにしたプラットフォーム技術を紹介している。  実験では、著しく収縮したグラフェ […]

全文を読む

インペリアルカレッジロンドン、光から物質を生成

May, 27, 2014, London--

インペリアルの物理学研究チームは、光から物質を創る方法を発見した。この考えは80年前に理論化された時には実現不可能と考えられていた。  インペリアルのブラケット物理学研究所で3人の物理学者が、1934年にBreit(Gr […]

全文を読む

無彩色偏光板を用いたペーパーホワイト反射型液晶ディスプレイを開発

May, 27, 2014, Sendai--

東北大学大学院工学研究科の藤掛英夫教授、石鍋隆宏准教授らの研究グループは、株式会社ポラテクノと日本化薬株式会社と共同で、無彩色の偏光板と、それを用いて高品位な紙のような白色表示を可能とする反射型液晶ディスプレイの開発に成 […]

全文を読む

年別アーカイブ

下記にて過去のニュースをご覧いただけます。