Science/Research

NICT、新しい高精度マイクロ波原子時計の開発・試作に成功

August, 21, 2014, Tokyo--

情報通信研究機構(NICT)は、イオントラップ型マイクロ波原子時計を開発し、現在、放送分野や精密測定分野などで広く使用されているルビジウム原子時計を約5倍上回る精度を実現した。  今回開発した原子時計は、原子捕捉型マイク […]

全文を読む

光遺伝学で脳の「スイッチボード」をコントロール

August, 20, 2014, New York--

NYUランゴン医療センタの研究チームは、マウスモデルを使い、脳の小さな部分における個々の神経細胞の活動を記録した。  脳のこの部分は「スイッチボード」として働き、外部世界や内部記憶から来る信号の方向付けを行う。統合失調症 […]

全文を読む

NRL Nike KrFレーザ、ギネスワールドレコード

August, 19, 2014, Fairfax--

海軍研究所(NRL)で5年前に行ったNikeフッ化クリプトン(KrF)レーザについての一連の実験が、1000km/sを超える「最高飛翔体速度」達成でギネスワールドレコードを獲得した。  以前の記録は、大阪大学レーザ工学研 […]

全文を読む

レーザクーリングによりAFMプローブの感度を20倍強化

August, 18, 2014, Acton--

オーストラリア国立大学(ANU)のレーザ物理学者は、原子間力顕微鏡(AFM)プローブを20倍高感度にし、検出能力を高める方法を発見した。これにより、個々のウイルスの重さほどに小さなものを検出できると言う。  この技術は、 […]

全文を読む

NSF、UCリバーサイドの次世代材料:研究に170万ドルの助成金

August, 16, 2014, Riverside--

カリフォルニア大学リバーサイドの研究チームは、全米科学財団(NSF)から170万ドルの助成金を得て、新しい超薄膜材料の特性評価、分析、合成を行う。この新材料は、パーソナルエレクトロニクス、オプトエレクトロニクス機器、エネ […]

全文を読む

MSU、UV光によるDNA損傷回避方法を検証

August, 14, 2014, Bozeman--

モンタナ州立大学(MSU)の研究チームは、UV光に暴露されたときにDNAがどのように反応するかについて新たな論文を発表した。  研究成果は、太陽光の紫外線によるDNA損傷について基本的な理解を進めるものである。この損傷は […]

全文を読む

NIST、水素処理ファイバでUVレーザビームに対処

August, 14, 2014, Gaithersburg--

研究者は、水素が光ファイバのパフォーマンスを変えることを何年も前から知っており、伝送や光学デバイスにおけるレーザ光生成にさえこの知見を用いることがあった。NISTの研究チームは、この水素「処置」を実用ファイバに施し、安定 […]

全文を読む

レーザと音波を使うハンドヘルド機器で黒色腫を深部イメージング

August, 14, 2014, Washington--

ワシントン大学セントルイス校の研究チームによると、レーザと音響波を使う新しいハンドヘルドデバイスは、黒色腫の治療と診断を変える可能性がある。  同装置は、初めて直接患者に使用でき、黒色腫(メラノーマ)が皮膚にどの程度深く […]

全文を読む

皮膚ガン検出を改善する新デバイス

August, 13, 2014, Austin--

テキサス大学(UT Austin)コクレル工学研究科(Cockrel School of Engineering)の研究チームは、不要な生検数を減らす光学デバイスを設計した。これは、黒色腫やその他の皮膚ガン病変を検出する […]

全文を読む

理論主導でダイヤモンドを用いた量子コンピュータの実現化へ

August, 12, 2014, Tokyo--

情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII)の根本香絵教授らと日本電信電話物性科学基礎研究所(NTT 物性科学基礎研究所)、オーストリア・ウィーン工科大学が参加する研究チームは、小さなダイヤモンドのかけらを用いた量 […]

全文を読む

Caltech、細胞内を見透す技術を開発

August, 12, 2014, Pasadena--

Caltechが開発した技術により、研究者は、組織、内蔵、体全体でさえも見透すことができる。この技術により、生命体を造る細胞一つ一つから新しい知見を得られ、新たな医療診断応用が期待できる。  Caltech生物学助教授/ […]

全文を読む

ミュンヘン工科大学、人工網膜にグラフェンを利用

August, 12, 2014, Munchen--

ミュンヘン工科大学(TUM)の物理学者は人工網膜の主要素作製にグラフェンの特異的な性質利用している。  グラフェンは、薄く、透明で、スチールよりも引張強度が強い。加えて、銅よりも伝導性が優れている。炭素原子の単層でできて […]

全文を読む

薄型ディスクレーザMOPA、冷却装置改善

August, 11, 2014, Adelphi--

米国陸軍研究所(ARL)は、冷却特性を著しく強化した薄型ディスクレーザパワー増幅器を開発した。この増幅器は、非常に高品質なビームを維持しながらパワーを2.5倍に拡大することができる。  MOPA構成は、特定用途のパワー要 […]

全文を読む

フレキシブルフォトニックデバイスを可能にするカルコゲナイド

August, 11, 2014, Newark--

デラウエア大学の研究チームは、カルコゲナイドガラスとポリマを組み合わせてハイパフォーマンスフレキシブル光学デバイスを造る方法を開発した。   カルコゲナイドガラスは、赤外光学部品、光ファイバ、カメラレンズやプリズムで一般 […]

全文を読む

東北大と福田結晶技研、GaN LEDおよびLD用新結晶 ScAlMgO4開発

August, 8, 2014, Sendai--

東北大学金属材料研究所と福田結晶技術研究所は、直径2インチ結晶引上げと画期的な劈開加工基板で実証。GaNを主材料とする窒化物半導体からなる青色発光ダイオード(LED)及びブルーレイ用レーザの高性能化に向けた格子不整の小さ […]

全文を読む

表面に敏感な低速電子の走行距離を正確に計算するアルゴリズムの開発

August, 7, 2014, Tsukuba--

物質・材料研究機構(NIMS)と、中国科学技術大学の研究チームは、物質内を走行する表面に敏感なエネルギーの低い低速電子がエネルギーの情報を保持する平均走行距離を正確に計算するための理論的なアルゴリズムを開発した。この平均 […]

全文を読む

らせんに巻いた電子スピンによる巨大な光のアイソレータ効果の発見

August, 7, 2014, Tokyo--

東京大学と理化学研究所の研究グループは、物質中に生じるらせん型に配列した電子スピンが、光の進行する向きに依存して光吸収を大きく変化させる機能性を有していることを発見した。  研究グループは、らせん型に電子スピンが配列した […]

全文を読む

ローコストLEDに有望材料、ペロブスカイト半導体

August, 7, 2014, Cambridge--

ペロブスカイト材料から造ったカラフルLEDは、将来の安価で製造容易なLEDディスプレイにつながる。  高効率の太陽電池を造るために最近発見された同タイプの材料、ハイブリッドペロブスカイトを使うとローコストで製造容易なLE […]

全文を読む

強制的な突然変異がHIVの運命を決める

August, 6, 2014, Cambridge--

15年前、MIT教授、John Essigmann氏とワシントン大学から来た研究者がHIV薬の新しいアイデアを思いついた。もしウイルスが抑えきれずに突然変異するように誘導できると、ウイルスを弱め、最終的に死滅させることが […]

全文を読む

ApolloとAlcatel-Lucent、6500km大西洋システムトライアル

August, 6, 2014, Paris--

ApolloとAlcatel-Lucentは、フランスとアメリカ(US)を接続する既存のApollo Southシステムでフィールドトライアルを行い、100Gbps技術をベースにしてファイバペアあたり7.0Tbps伝送を […]

全文を読む

光パルスでグラフェンの電気的挙動を制御

August, 5, 2014, London--

MITの研究者は、極短パルスを使って材料の伝導性を制御する方法を見いだした。これはブロードバンド光検出器として使える。  研究チームは、グラフェンシートにおける電子密度を制御することで、短く強い光パルスに対する材料の応答 […]

全文を読む

バッファロー大学、新しいイメージング法に向けナノジュースを開発

August, 5, 2014, Buffalo--

バッファロー大学の研究チームは、新しいイメージング技術を開発しようとしている。これは、患者が飲む「ナノジュース」を形成する液体の中に懸濁しているナノ粒子を含んでいる。小腸に達すると医師は無害なレーザ光でナノ粒子を照射し、 […]

全文を読む

NASA、画期的なマイクロシャッター技術を開発

August, 4, 2014, Greenelt--

NASAの技術者は、電気駆動のマイクロシャッタアレイが現在の磁気駆動アレイと同じ機能を持つことを実証した。開発を担当しているのはNASAのGoddard Space Flight Center主席研究員、Harvey M […]

全文を読む

ケンブリッジ大、光で「見えない」材料を造る方法を開発

August, 4, 2014, Cambridge--

光を針のように使って粒子を縫う新しい技術が、隠れ蓑デバイスを現実に一歩近づけるのに役立つ。  ケンブリッジ大学の研究チームが開発した、光を使って材料を作り上げる新しい方法は、見えないコート、隠れ蓑のような世界を実現する技 […]

全文を読む

超高速イメージング、多波長レーザベース連続時間符号化振幅顕微鏡

August, 1, 2014, Beijing--

超高速リアルタイム光イメージングは、衝撃波、レーザ手術、生きた細胞の科学力学など、力学現象を研究するための効果的で重要なツールである。CCDやCMOSイメージングデバイスなど、従来のイメージングシステムは、フレームレート […]

全文を読む

オーストラリア、銀河の「グーグルストリートビュー」を開発

July, 31, 2014, Sydney--

光ファイバの束をベースにした新しい自作の装置でオーストラリアの天文学者は初めて宇宙の「グーグル・ストリートビュー」を実現し、膨大な数の銀河を詳細に見ることができるようになった。  シドニー大学とオーストラリア天文台の研究 […]

全文を読む

1つの物体に異なる金属を連続積層するプリンティングプロセスを開発

July, 31, 2014, Pasadena--

3Dプリンタは、メガネから医療用インプラントまで、コンピュータモデルから直接、モールド無しであらゆる種類のものを造ることができるが、標準3Dプリンタでは造れないものもある。  宇宙船を造るには、特注パーツが必要になること […]

全文を読む

ハイテク結晶作製を簡素化する技術

July, 30, 2014, Billerica--

並外れた正確さで光を分離する高純度結晶はハイパワーレンズ、特殊オプティクス、また恐らく光コンピュータでも、重要パーツとなる。しかし、電子ビームでエッチングするような現在の技術でこのような結晶を作製することは非常に難しく、 […]

全文を読む

パターン化石英ガラス層により太陽電池を自己冷却

July, 29, 2014, Washington--

スタンフォード大学電気工学教授、Shanhui Fan氏の研究チームは、特殊パタンを施した石英ガラスを通常の太陽電池に加えることで、不要な熱放射を取り除き太陽電池に自己冷却させる方法を開発した。  太陽電池は、最良の設計 […]

全文を読む

ナノオプトエレクトロニクス前進に寄与するエンベッディド半導体

July, 28, 2014, Dresden--

ヘルムホルツセンタ・ドレスデン-デュッセルドルフ(HZDR)、ウイーン工科大学、マリー・キュリー・スクウォドフスカ大学の研究チームは、ほぼ完全な半導体結晶をシリコンナノワイヤに埋め込むことに成功した。ハイブリッドナノワイ […]

全文を読む

年別アーカイブ

下記にて過去のニュースをご覧いただけます。