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Zivid から産業用3DカメラZivid Two L100が新登場。より深いリーチによるビンピッキングが可能に。

November, 25, 2022, シュトゥットガルト--Zividから新たにZivid Two L100が登場した。深いリーチにより、さらに生産的なビンピッキングを可能にするこの3Dカメラによって、より大きく、深いビンを空にすることができるようになる。

今年シュトゥットガルトにて開催された国際展示会Visionにて、Zividは、新たにZivid Two 産業用3D カメラのシリーズに加わったZivid Two L100の能力を初披露した。この新商品は、オートメーションにおけるビンピッキングのニーズに対応すべく、より長い作動距離、より広い作業領域を提供する。製造業だけでなく、マシンテンディングや物流の世界でも活躍が期待できる。

2021年の登場以降、幅広い産業に渡って大きな影響を与えてきたZivid Twoのプラットフォームに基づき、L100は作られた。Zivid Two同様、2.3メガピクセルのハイレゾリューションで、点群の忠実度、空間解像度、精度、次元に対する真度など同等の性能を持ち合わせている。Zivid SDK 2.8やZivid Studioのツールとも互換性がある。また、Zivid Two用に開発されたコードベースも問題なく使用できる。Zivid Twoと同じく、頑丈なマグネシウムのケースで守られ、Zivid Twoのアクセサリー全てが使用可能。より広い領域、長いリーチが加わったZivid Twoの進化型だと言える。

Zivid Two L100 特徴
・100 cmの長いフォーカス距離
・60cmから160 cmの長い作動距離
・105 x 62 @ 100 (cm) 視野
・2.3 メガピクセル レゾリューション
・点群データ XYZ + RGB + SNR
・ハイダイナミックレンジ> 15 stops (90 dB)
・空間解像度 0.56 mm @ 100 cm
・次元に対する真度> 99.7%
・キャリブレーションの卓越した安定性

「私達は常にお客様が必要としているものに耳を傾け、対話を大事にしています。Zivid Two L100はそういった対話の中から生まれたのです。Zivid Two L100は常に正確で精密な点群をキャプチャする性能を持ち、ロボットに搭載できる柔軟性を兼ね備えています。これによって、途切れることのない生産性を可能にし、ビンを空にすることができるのです。Zivid Two L100がもたらすのは、ビンピッキングにおいて人気のある長いグリッパーを搭載するためのより長い作動距離です。結果として、ロボットや3Dカメラがビン領域に侵入することなしに、より深いビンから間違いのないピッキングを可能にするのです。」とZividのプロダクト責任者オイヴィン・テリエは話す。

Zivid Two L100の登場に伴い、オリジナルのZivid Twoカメラは今後Zivid Two M70と新たな商品名を得て、焦点距離により2つの製品を判別しやすくなっている。

現在Zivid Two L100は量産の過程にあり、Zividセールス、またはディストリビューションパートナーよりオーダーが可能。