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II-VI、AEC-Q102準拠940 nm VCSEL Flood Illuminator Modules

April, 8, 2022, Saxonburg--II‐VI Incorporatedは、同社の940 nm VCSELフロッドイルミネータモジュールは、車載電子部品評議会(Automotive Electronics Council)の 自動車キャビン内アプリケーション向けでAEC-Q102品質基準認定されていると発表した。

米国と欧州の運輸安全規制機関が、車輌でドライバーおよび占有モニタリングシステムをますます推奨、要求するようになってきている。これが、より高い性能の赤外イルミネータの次世代2Dおよび3D赤外カメラ需要を刺激している。II-VIの新しいVCSELフロッドイルミネータモジュールは、現在、既存のドライバーモニタリングシステムで使われている赤外LEDsよりも狭いスペクトル幅を備えた高い光出力であり、2Dイメージングパフォーマンスの大幅改善を可能にする。II-VIのフロッドイルミネータモジュールからの赤外光出力は周波数100MHz以上に変調されるので、ドライバーと占有モニタリングシステム向け高分解能3D TOFカメラに理想的である。

同社オプトエレクトロニックデバイス&モジュールビジネス担当Sr. VP、Dr. Julie Sheridan Engは、「当社の新しいVCSELフロッドイルミネータモジュールは、自動車アプリケーションの厳しい品質要件を満たしており、当社の垂直統合VCSELチップ、フォトダイオードおよびディフューザオプティクスにより顧客に大きな価値を提供する」とコメントしている。「われわれは、社内の6インチ、GaAs半導体レーザ技術プラットフォームを利用して規模の経済も達成している」と付け加えている。

II-VIのVCSELsおよびフロッドモジュールは、非常に高いパワー変換効率を達成しており、(60° x 45°)または広い(140° x 110°)視野のいずれかのディフェーザオプティクスを組み込んだ表面実装パッケージで提供される。モジュールは、-40°C から105°Cの広い温度範囲で動作する。

(詳細は、https://ii-vi.com/)