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Osram、短距離LiDAR向けに新しい赤外レーザ

February, 18, 2020, Regensburg--Osramは、SPL DP90_3、65Wレーザを同社のLiDARフォトニクスポートフォリオに追加した。これは、LiDARシステムで、高分解能、ニアフィールド検出向けに特に開発されたコンポーネント。

Osramによると、LiDAR、レーダー、カメラシステムのセンサ融合のみが、完全自動運転に必要な安全性を提供できるとする幅広い合意が存在する。これらの技術の各々は、それぞれのシナリオで利点と欠点があるが、全般的には、それらの協調が進めば進むほど、車輌は安全に進むことができる。例えば、LiDARシステムは高分解能3D情報のリアルタイム生成に強い。

長距離LiDARは、最大約250m離れた対象の検出に使われる。自動車の周辺も短距離、中距離LiDARで高信頼に捕らえる必要がある。カバー範囲は、車輌から約90mまでの距離。短距離、中距離LiDARは、ハイウエイを通過する車輌、都市交通環境での運転など古典的な交通状況をカバーする。

SPL DP90_3でOsramは、新しいシングルチャネルパルスレーザを紹介している。改善されたビーム品質、特にコンパクトなサイズが特徴。省スペースフットプリントは、わずか0.3㎜×0.6㎜であるので、システムメーカーは非常にコンパクトな設計ができる。30%程度の効率性が、動作中、全般的なシステムコスト低減に役立つ。光出力20A 65Wで、コンポーネントは間違いなくユニークなセールスポイントになるが、車輌周辺を捕らえる用途にも最適であり、後続のシステムにとって高分解能画像を保証する。
(詳細は、https://www.osram.com/)