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II-VI、ビジョンシステム搭載高速化レーザ加工ヘッドを発表

July, 2, 2019, Saxonburg--II‐VI Incorporatedは、ビジョンシステムを組み込んだ高速RLSKリモートレーザ加工ヘッドを発表した。これにより、次世代自動車製造で重要な最先端の溶接が可能になる。
 レーザ加工ヘッドは、徐々に製造効率を高めてきたが、加工ヘッドの精度、多様性、スピードの向上は、自動車の品質と性能の改善に寄与する。II-VIのRLSKの特徴は、高精度シームトラッキング機能付の新しいビジョンシステムである。これにより隅肉溶接が可能になる。隅肉溶接により、従来のオーバーラップ溶接と比較して、材料を節約し、軽量でより燃料効率のよい自動車の製造が可能になる。また、隅肉溶接により、機械的閉包を改善し、ドア、フード、トランクリッドなどを滑らかに閉めることができるようになる。
 「新しいRLSKは、自己改革する自動車産業向けリモートレーザ溶接を完成させる長年のエンジニアリングブレイクスルーの極致である」とII-VI HIGHYAG、マネージングディレクター、Dr. Robert Kubaはコメントしている。「RLSKの設計は、独特の妥協のない性能である。3次元の動作範囲全体でレーザビームをわずか数ミリ秒で位置決めすることができ、ほぼどんな加工対象の物理的特徴にでも自動照合に基づいて正確にピンポイントで位置決めできる。精度、動作範囲、スピードの組合せで高品質溶接が可能になる。1分に10m以上のスピードで、どの方向でも溶接ができる。RLSKでは史上最高速度である」。
 RLSKレーザ加工ヘッドの新しい先進的動作は、II-VIのグローバルアプリケーションラボで実演でき、顧客の要求に合わせてカスタムプロセスが展開できる。RLSKは、プロセストレーニングやモニタリング用にオプションの内部カメラ付で販売している。そのレーザ加工ヘッドは、II-VIの好評RLSK Studioソフトウエアスイートによりサポートされている。
(詳細は、https://www.ii-vi.com)