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NXT マシンビジョンで画像から情報を取得

June, 24, 2019, Tokyo--産業用カメラIDS NXTファミリーは、AIベースの画像処理によって画像データから直接、有用な情報を生成する。
 マシンビジョンアプリベースIDS NXTプラットフォームは、カメラメーカーIDS Imaging Development Systems GmbHが開発する汎用性に優れた新世代の産業用カメラの土台となる。高性能で自由にプログラミングできるハードウエアを標準的な産業用カメラのハウジングに収容し、独自のビジョンアプリコンセプトを搭載した新しい IDS NXT rio & romeモデルは、単なる画像製造機という機能を超え、デジタル産業用カメラの新たな発展段階を意味する。ディープラーニングアルゴリズムを活用して、自律的にタスクを実行し、PCアプリケーションや機械コントローラを処理済みデータでサポートする。これらに加えて、GenICamインターフェースによって標準産業用カメラの機能とデータ転送性能も提供する。IDSのこの新しいカメラファミリーでは、2つのデバイスを1つにまとめている。
 アプリベースのアプローチによって、これらのカメラはスマートフォンと同レベルの汎用性を備えている。産業標準のカメラ機能は、ビジョンアプリによって、ユーザーが個々の画像処理を操作することで容易に拡張できる。コード、文字、ナンバープレートの読み取りや、物体の検出、測定、計数、識別など、反復作業を設定し、迅速に変更できる。「Smart GenICam」によって、このようなビジョンアプリの設定、制御、結果を、HALCONなどの任意のGenICam準拠のサードパーティアプリケーションでカメラのXML記述ファイルを通じて使用することもできる。このため、ユーザーはメーカーからのファームウエアアップデートを待つ必要はなく、カメラ機能が緊急に必要になったからといって別のモデルを探すこともない。Smart GenICamを使用すると、自己プログラミングしたカメラ機能でも参照して、ドライバーソフトウエアを追加しなくても、他のメーカーのカメラ機能のように任意のGenICamアプリケーションで実行できる。すべてがGenICamカメラと同じ原則に則って開発されている。カメラ機能はIDS NXTカメラによってPC上の通常のカメラアプリケーションと同様にプログラムされ、オンカメラで実行するため、ビジョンアプリ開発キットでボタン1つでビジョンアプリに変換される。ここがIDS NXT製品ファミリーが通常のスマートカメラとは一線を画す点である。通常のスマートカメラにはPCのようなオペレーティングシステムがあり、これは従来の産業用カメラとはまったく異なる方法で開発および配布されている。これに対してIDS NXTは、ユーザーグループの手法を変えずに、そのままサポートすることを目指している。

(詳細は、https://en.ids-imaging.com)