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仮想現実(VR)デバイス総出荷、2027年に9000万

May, 12, 2022, New York--ABI Researchによると、仮想現実(VR)は、限られた利用例で緩慢であるが堅調な成長の後、次の5年で市場爆発に直面する。VRゲームやメディアでコンシューマの関心が、COVID-19後、加速度的に伸び続ける。同時に、従業員を活かす必要性、エンタプライズにおける没入コンテンツの必要性が強い状態である。ABI Researchによると、2027年に9000万を超えるHMD出荷が、VR市場の総収益を高め、同年にハードウエア、ソフトウエアおよびサービスで950億ドルを超えると予測されている。

「仮想現実市場の誤った出だしは珍しいことではない、1980年代、1990年代に遡るとVRに特定できる取組が行われていた。その技術は売れなかったが、(おそらく最も重要である)、多くの市場における没入型のコンテンツ需要と組み合わせたVRハードウエアの能力強化が大きなチャンスを提示した。メタバース重視が、部分的にこの増加に関係しているが、短期および小規模の機会が、予想された成長を後押ししている」とABI Researchのリサーチディレクタ、Eric Abbruzzeseは、説明している。

デバイスの中で、スタンドアロンHMDsが予測期間を通じてほとんどの出荷を構成し、CAGR 40%成長で、2027年には、出荷は7900万が見込まれている。テザーおよびモバイルベースのVRデバイスが、残りを構成する。テザーは、ゲーミングでコンシューマに、企業のシミュレーションやトレーニングで好まれる。これらの出荷の中で、コンシューマ向け出荷が全体の80%を構成。教育は全出荷の16%であるが、2027年までCAGR 88%と最も急速に成長する見込である。他のエンタプライズ市場は、出荷の大きな部分を構成しない。しかし、分野によっては大きく成長する見込である。ロケーションベース、輸送、自動車の両方が、2027年までにCAGR 80%を超える成長率。

MetaのQuest 2は、最も人気があるVRデバイスであり、スタンドアロンあるいは他の形態、また2021年には、誰に聞いても記録破りだった。Sonyの PSVR2は支持されており、印象的なPlayStation 5インストールベースをターゲットにしている。これは、供給不足にも関わらず、記録を達成した。Appleは、2022年にヘッドセット可能な発売を計画している。一方、Metaは、新たなスタンドアロンデバイスを正式に発表した。Pico (先頃Bytedanceが買収)とDPVRは、手頃な価格目標では注目に値する、またPimaxは機能をハイエンド化しようとしている。現在、見捨てられているSamsung GearやGoogle Daydreamなどのモバイルデバイスは、限られているとは言え、依然として市場では存在感がある。ローコスト、これらのデバイスの利用しやすさは、価値があり、優勢なスタンドアロンフォームファクタに対して、今後なおオプションとして扱われる。

「ハードウエア、ソフトウエア、サービスは、VRのような新技術が普及するには、知覚価値や需要と足並みをそろえていなければならない。これは、これまではサイロで、VRゲーミングなど小規模で起こったにすぎないが、市場横断的投資と製品提供が、今では、需要に応えている。没入視覚化ツールの必要性が増加することはありうる。ユーザにとって有効技術あるいは価値で、かつての目立つ欠点がなくなると、今後の進む道は有望である。単に小さなセグメントではなく、エコシステム全体で有望である」とAbbruzzeseは見ている。
(詳細は、https://www.abiresearch.com/)