ドイツ政府が助成するプロジェクト「EffiLas 」の一環として、独レーザーライン社(Laserline )は、レーザダイオードバーに基づく、世界初となる高出力青色半導体レーザ光源を開発している。レーザダイオードバーを製造する独オスラム社(Osram )と共同で、近赤外(near IR)波長向けに確立されたパワースケーリング技術を、初めて青色波長に適用した。本稿では、最大1000Wを達成する高出力青色半導体レーザの開発に至った動機、その技術、最初の応用分野について説明する。
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