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量子コンピュータ、光時計向け超高安定クロックレーザーシステム

March, 25, 2025--CLSは、1Hz未満の超狭線幅ダイオードレーザーを搭載し、高精度の光ULEキャビティにロック・安定化されている。1秒の積分時間を超える優れた周波数安定性を実現し、YbやSrなどの中性原子や、Yb+、Sr+、Ca+、Ba+などのイオンの狭い原子時計遷移を駆動するための不可欠なツールとなる。

実用アプリケーション向けに設計されたCLSは、堅牢なパッシブシールド、アクティブ振動補正、高度な温度安定化を組み合わせて、実験室環境以外でも最高のパフォーマンスを保証する。量子コンピューティング、高精度の計時、量子センシングのいずれの用途でも、TOPTICAのCLSは超安定レーザー技術の新たなベンチマークを確立する。

システムは、DLC proが制御部となり、PC上のGUI(弊社製ソフト:TOPAS)を介して単一のインターフェイスから様々な機能にアクセスすることができる。レーザーの制御、監視、ロックを制御でき、リモート操作をサポートする。プログラミングSDKを利用しユーザー実験セットアップへの統合も可能にする。

CLSは、パフォーマンスを損なうことなく、TOPTICA T-RACKに統合されたラックソリューション(MCLS)としても入手可能である。このソリューションは、利用できるスペースが限られているユーザーに最適で、システムを簡単に移動することも可能である。
詳細は、www.toptica.com/fidelity

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