May, 30, 2014--日本レーザーは、独国Omicron (オミクロン)から新たに発売された6波長出力 小型レーザビームコンバイナ LightHUB-6の取扱いを開始した。
LightHUBシリーズは、小型で堅牢な筺体に最高6個の波長の異なるレーザモジュールを格納し、偏波保持ファイバでビーム出力する。モジュールはDPSSまたはダイオードレーザーで、375~830 nm範囲で25種類以上の波長がラインナップされている。光出力パワーは 最大 300mWである。レーザモジュールの交換・調整並びに新規レーザモジュールの追加など、メーカー返却することなく現場でアップグレードでき、機動性に富んだ製品だ。また、ユーザー指定の仕様によるOEMバージョンも提供する。コンフォーカル顕微鏡やサイトメトリなどバイオテクノロジー分野をはじめ、多種多様なニーズに対応できる。
今回新たに追加されたLightHUB-6モデルは、最大搭載レーザモジュール数をこれまでの4個から6個に増設した製品である。本モデルの概算価格(税抜)は700万円~。初年度10台の販売を目指す。
主な特長と仕様
375~830 nm 25波長以上
光出力パワー 最高 300mW
伝導冷却
ビーム径 0.7mm (1/e2)
寸法 427 x 220 x 64 mm
シングルモード偏波保持またはマルチモードファイバ出力
出力部: FC/APC, FC/PC, FCP8 or SMA コリメート出力径指定可能
AOMモジュレータオプションによる高速DPSSレーザー変調
WindowTM ベース・レーザーコントロールソフトウェア付属
コントロールインタフェース USB 2.0 / RS-232
主な用途
フローサイトメトリ
コンフォーカル顕微鏡
オプトジェネティクス
リプトグラフィクス
検査・計測
マシンビジョン
株式会社日本レーザー
☎03-5285-0861