乾燥硬化評価装置「キュアテスタ」
September, 22, 2017--本装置は位相シフトディジタルホログラフィ技術を応用し、塗料や接着剤などの乾燥・硬化過程を非接触かつ定量的に評価可能。CCDで逐次記録したホログラムから、塗料面の変形を反映した画像をほぼ実時間で再生し、PCの画面上に表示。測定終了後に変形を反映した画像から位相差標準偏差を計算し時間変化を表示。標準偏差の値が収束する時間から、塗料がほぼ半硬化乾燥に至る時間を評価可能。今後は、紫外線硬化や熱硬化の塗料・測着剤の乾燥過程の解析などの応用が期待される。
島根大学
光応用計測研究室
ブース番号:22-H9