September, 6, 2016--デジタルホログラフィ技術を応用し、塗料や接着剤などの乾燥に伴う変形量をコンピュータに保存されたホログラムから計算することで、非接触にて塗料面の変形分布をリアルタイム測定。また、測定終了後に選択範囲の変形分布から標準偏差を計算し、得られた時系列データにより塗膜の変位・変形の収束する時間が推定可能。さらにこれまで光学的手法では評価が困難であった顔料を含まない透明な塗料の乾燥硬化も評価可能。今後は食品・化粧品・医薬品など乾燥メカニズムの情報が求められる分野への応用が期待される。
島根大学大学院 総合理工学研究科
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