新製品 詳細

医療(ポイント・オブ・ケア)検査用 低価格 超小型レーザ

February, 7, 2014--コヒレント社は、2014年2月5日、価格とサイズに敏感なライフサイエンスや医療検査応用向けに、低価格の超小型レーザBioRayをリリースした。この製品は、ポイント・オブ・ケア(患者に近いところで行われる)検査装置などサイズの制限を受ける装置の光源に適している。
本製品は、ダイオード、コントローラ、光学系など、すべてを本体に内蔵した1パッケージ設計で、この度、5波長(405 nm, 450 nm, 488 nm, 520 nm, 640 nm)の可視モデル(出力50 mW)を製品化した。
ライフサイエンス用機器と医療診断機器市場の中で、BioRayは重要なギャップを埋める役割を果たす。LED光源を上回るBioRayの卓越した性能と単純化した組込み仕様は、ハイグレードなレーザのごく一部の機能しか要求しない用途において、より小さく、より経済的な代替手段となる。また発散角の大きなLED光に対し、BioRayのコリメートされた光は、コントロールがはるかに容易である。さらにLEDは外部電流を必要とするのに対し、BioRayは12 Vの電源入力だけを要する(なお、高度に安定化された電源でなくとも良い)。
BioRayは医療診断機器、セルアナライザ、DNAシーケンサ、フローサイトメータ、マイクロアレイスキャナに用いられる。特にその小さなサイズ、低放熱量、小実装面積、集光光学系により、これらの装置への組込みを容易にしている。また出力安定性に優れ、装置キャリブレーションを最小限に抑制できる。さらにその低ノイズ性能(<0.5% RMS @20 Hz~20 MHz)により小シグナルにおける精度の高い検査性能を可能とする。

主な仕様
波長:405 nm / 450 nm / 488 nm / 520 nm / 640 nm
出力:50 mW @ 405/450/520 nm、40 mW @ 640 nm、20 mW @ 488 nm
光ノイズ:

アプリケーション
医療検査応用
ライフサイエンス応用

コヒレント・ジャパン(株)計測機器セールスグループ
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