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トプティカからTeraScan ultraのご紹介

November, 27, 2025--TeraScan ultra:スペクトル分解能「1Hz」
テラヘルツ精度を更なる領域へ

この度TOPTICAは、新製品「TeraScan ultra」を発表する。コムロックによる高い安定性と、1Hzまでの卓越したスペクトル分解能を備えた、超高精度の連続波(cw)テラヘルツプラットフォームである。

TeraScan ultraはテラヘルツ通信の研究、チャネルサウンディング、ウェハ検査、高分解能分光といった、厳しい要求に応えるため、最大5THzの帯域幅と超低位相ノイズを備えた、可変テラヘルツ波の生成・制御における新基準である。
システム中核には2台の半導体レーザー(1台は可変、もう1台は固定)があり、いずれも共通の光周波数コムにロックされている。フォトミキサーエミッターが光ビート信号を可変・単色のテラヘルツ波に変換し出力する。TOPTICA独自の「エンドレス・フリーケンシー・シフター」により、位相と周波数を完全に制御しながら、途切れのない周波数チューニングが可能。これは、フォトニック・ベクトル・ネットワーク解析のような用途において極めて重要な機能となる。
本システムには最先端のInGaAsフォトミキサーが採用されており、フォトダイオード型エミッターとRh:InGaAsフォトミキサー型レシーバーが、いずれもコンパクトなファイバー結合モジュールにパッケージされている。動作モードには、固定周波数、スイープ、トリガー付きステップスキャンがあり、すべてソフトウェアで制御可能である。
TOPTICAのTeraScan ultraは、テラヘルツ全帯域にわたって究極の周波数安定性、柔軟なスキャン機能、サブHzレベルの位相コヒーレンスを求める研究者に最適な製品である。
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TOPTICAについて
TOPTICA Photonics SEは、科学および産業用途向けの高性能レーザーシステムを25年以上にわたり開発・製造してきた。製品には、ダイオードレーザー、超短パルスファイバーレーザー、テラヘルツシステム、光周波数コムが含まれる。現在、TOPTICAは7つの事業体にわたり約600名の従業員を擁し、グループ全体の連結売上高は1億4千万ユーロに達している。

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