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レーザポインタで量子エンタングルメントを模倣してデータ速度を倍増

November, 2, 2015, New York--ニューヨーク市立大学シティカレッジ(CCNY)、ヘリオットワット大学(Herriot-Watt University)とコーニング(Corning Incorporated)の物理学チームは、普通のレーザポインタからのビームが、レーザ通信のデータ速度を倍増する可能性のある量子エンタングルメントをどのように模倣するかを示している。
 シティカレッジPhD学生、Giovanni Milioneによとる、量子エンタングルメントの中心は「非分離」であり、「因数分解できない方程式で2つのエンタングルしたものが記述される」。
 レーザビームの形状と偏光を非分離にするためには、研究チームはMilioneがベクトルビーム-偏光依存形状、と言っているものに変換した。次に市販のコンポーネントを使ってその偏光に触れるだけで、それが2ビットの情報としてエンコードできるこを示した。これは、レーザビームが分離できる場合と比べると2倍の情報となった。
 「原理的に、これはレーザ通信のデータ速度を2倍にするために使用できる。遠隔作用はないが、量子エンタングルメント状況が簡単に模倣できることは驚嘆に値する」とCCNY Distinguished 物理学教授、Robert Alfano氏はコメントしている。