August, 10, 2015, San Jose--IDT(Integrated Device Technology, Inc.)は、企業コンピューティングやクラウドコンピューティングのエンドユーザーのリアルタイム・アプリケーションへのニーズに応えるために、Open High-Performance Analytics and Computing (HPAC) Lab を開設した。この研究所は、ヘテロジニアス処理技術をサポートする。これらは、IDT の RapidIO/PCIeインターコネクト半導体、先進的タイミング製品、メモリーインタフェース製品のポートフォリオと自社のハードウェアを接続している、業界最先端のCPUやアクセラレータのベンダからの技術。
カナダ、オタワにあるIDTの施設を拠点としたOpen HPAC Lab は出資金方式で運営される。すなわちIDTと提携会社が資金を提供し、エンドユーザーが、低レイテンシ、高い処理能力、高いエネルギー効率など様々なプロセッサ・タイプを必要とする解析やHPC用のアプリケーション・ソフトウェアを開発できるようにする。研究所での作業対象となるアプリケーションは、リアルタイム解析、深層学習、パターン認識、ビデオ解析、画像処理など。
研究所の中心的な技術は2014年FIFAワールドカップ中にツイッタ・トラフィックの内容分析に使用され、最近では CERN が大型ハドロン衝突型加速器およびデータセンタの解析に採用している。同研究所は、IDT が共同議長を務めるオープンコンピュートプロジェクト(OCP) HPCイニシアチブに沿った 業界標準のITフォームファクター・ソリューションに基づいている。