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ZTEとOFS、400G超長距離伝送記録を発表

June, 30, 2015, Shenzhen--ZTEコーポレーションとOFSは、10130kmおよび6078kmの陸上ファイバリンクで128.8Gbaud波長分割多重(WDM)伝送を成功させた世界記録400G超長距離(ULH)高速伝送結果を発表した。
 成功したテストは、記録的な長距離で、最高の電気時分割多重(ETDM)ベースシンボルレート128.8Gbaudコヒレント伝送システムの実証となる。ここでは、シングルキャリア515.2Gbps PDM-QPSK/9-QAM信号を、それぞれ10130km/6078km伝送した。ここでは、最適化された実効断面積と損失を特徴とする100kmスパンのOFS TeraWave光ファイバを利用している。今回の実験は、これまでに記録された中で最高のETDMベースシンボルレートであり、陸上スパン長(100km)のシングルキャリア400Gでは最長のWDM伝送距離である。
 200GHzグリッド515.2GbpsシングルキャリアPDM-QPSK信号を陸上の伝送環境で10000km以上の伝送成功は世界初。研究チームは、100GHzグリッド6078kmでもシングルキャリア128.8GbaudフィルタドQPSK信号を実証した。これは、ラインSE(spectral efficiency) 5.152b/s/Hz。
 今回の成果は、シンボルレートと距離の両方で400G伝送の新記録。Optics Express(OSA)に発表された画期的な成果は、ZTEの同じグループの昨年の記録400G、110Gbaud300km伝送を上回る。
 ZTE高速光伝送担当チーフサイエンティスト、OSAフェロー、Dr. Jianjun Yuは「400Gシングル光キャリア伝送が魅力的なソリューションとして登場してきた。システムの複雑さに関してメリットがあるからだ。すなわち、最小数のチャネルサブキャリアで実用可能な最高の電気多重レートによって、導入される光コンポーネント数が減少する。トランスポンダのコストは一般にコンポーネント数によって決まる。ZTEは、シングルキャリア400G伝送について先を見越したR&Dを果敢に推し進めてきた、またこの400G製品の主要技術のほとんどは解決済みである」と説明している。
 OFSシステム&技術戦略ディレクタ、Robert Lingle, Jrによると、フィールド布設TeraWaveファイバのスプライシングとケーブル損失データが有効断面積が大きなファイバの実用性を証明している。「低損失のラージエリアファイバを利用することは、コヒレントトランスポート、EDFAとラマンアンプの両方を使い、最先端の変調方式で伝送距離を延ばし、スペクトラル効率を改善するための重要な戦術であるこは、今では広く認められている」と同氏はコメントしている。