November, 13, 2024, 東京--日本電信電話株式会社(NTT)は、通信を止めることなく暗号方式を切り替え可能な耐量子セキュアトランスポートシステムを開発した。
同システムは、NTT独自のElastic Key Control技術(複数の暗号方式を柔軟に組み合わせる技術)を採用し、異なる暗号方式を迅速かつ安全に組み合わせられ、さらにスムーズに切り替えることができる。これにより、現在および将来のセキュリティ脅威からデータを効果的に保護できる。また、このシステムは暗号方式として最先端の耐量子計算機暗号を組み込め、アメリカの標準化機関NIST(米国国立標準技術研究所)が求める新しいセキュリティ基準にも対応し、量子コンピュータによる解読を効果的に防げる。
同システムは日本と台湾を結ぶIOWN国際間オールフォトニクスネットワーク(APN)で使用され、2024年11月25日~29日に開催されるNTT R&D FORUM 2024 ―IOWN INTEGRALに展示予定。
(詳細は、https://group.ntt/jp)