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独自技術でエネルギー効率の高い光情報伝送方式を実証

January, 11, 2024, 福岡県飯塚市--近畿大学産業理工学部電気電子工学科は、次世代の情報通信インフラが主流となる「Beyond 5G/6G時代」を見据え、超高速光ファイバアクセスネットワーク技術の研究に取り組んでいる。ICTシステムのエネルギー消費削減の必要性が高まるなか、情報通信のインフラ技術として世界で広く使われている「ディジタルコヒーレント光通信用受信器」の復調機能を独自技術で拡張し、エネルギー効率が条件次第で2倍になる通信品質に優れた情報伝送を実証した。

現在、世界で消費されている光ファイバアクセスシステムのエネルギーは莫大であり、今回の研究成果によって消費電力削減への貢献が期待される。また、受信器の復調性能が上がることで情報の伝送可能距離が延長され、地域の情報格差の解消にも繋がると期待される。
研究成果は、”Journal of Lightwave Technology”Early Accessサイトに掲載された。

(詳細は、https://newscast.jp/