December, 19, 2023, 千葉/広島--千葉大学、広島大学、理研の共同研究チームは、有機半導体の励起子束縛エネルギーの精密測定に世界で初めて成功し、励起子束縛エネルギーがバンドギャップの1/4に比例することを発見した。
この結果は、有機半導体の光エレクトロニクスの根幹にかかわるもので、有機半導体の光電子物性を制御するカギとなる。
研究成果は、アメリカ化学会のThe Journal of Physical Chemistry Letters誌に2023年12月11日(現地時間)にオンライン公開された。
(詳細は、https://www.hiroshima-u.ac.jp)
研究グループ
千葉大学大学院工学研究院の吉田弘幸教授、融合理工学府博士前期課程(研究当時)の杉江藍氏、理化学研究所創発物性科学研究センター(CEMS)の中野恭兵研究員、但馬敬介チームリーダー、広島大学大学院先進理工系科学研究科の尾坂格教授