CMUチーム、ビワコハゴロモを駆除する自律ロボットを開発

August, 10, 2023, Mellon--カーネギーメロン大学、ロボット工学研究所(RI)のチームは、ビワコハゴロモ、経済的に重要な作物を破壊することで知られている侵入昆虫の広がりをコントロールするために自律ロボットを開発した。

TartanPestは、全電動トラクタ、ロボットアームとコンピュータビジョンを使って野原や森を横断し、ビワコハゴロモの卵塊見つけて駆除する。卵塊は、30ｰ50の卵からなり、木々、岩、屋外の家具や錆びた金属表面に見つかることがよくある。毎年、秋に産卵、春に孵化し、新しい世代の害虫が誕生する。

「現在、ビワコハゴロモは、国の東部に集中しているが、全国に広がると予想されている」とCarolyn Alexは､話している。同氏は、TartanPestチームの院生研究者。「今、この問題に投資することで、将来の一掃高いコストを節約することになる」。

チームは、カリフォルニアのロボット会社Farm-ngが作製した全電動Amigaマイクロトラクタベースにロボットアームを搭載することでTartanPestを作製した。TartanPestは、iNaturalistから700のビワコハゴロモ卵塊画像の拡張画像データセットで改良した深層学習(DL)モデルを利用し、卵塊を特定して、表面から削り取る。

ビワコハゴロモは、幅広い範囲の植物、農作物を常食にしている。ブドウ、リンゴ、ホップ、クルミや多くの多様な硬材が含まれる。ペンシルバニア州だけで、毎年経済から潜在的に3億ドルが失われる。TartanPestは、小規模農家、広範な食品システムに恩恵をもたらす。作物の化学汚染を減らし、農場の効率を高め､農民の労働力コスト節約となる。