October, 22, 2014, Shenzhen--ZTE(ZTE Corporation)は、シングルキャリア400G WDM、10 ROADM、周波数スペクトラム効率4b/s/Hzで3000km超の伝送を達成した。
この伝送はナイキストフィルタリング技術を利用した。これは同社の400Gおよび高速光伝送の目標である、ROADMを不可欠とする、シングルキャリア/chおよびシングルレシーバ伝送を満たすものである。
シングルキャリア伝送中、多数のROADMを通過すると、フィルタリング効果でスピードが徐々に低下する。ZTEは、テストを行ってこの問題を解決した。同社によると、長距離オール光ネットワークでシングルキャリア400G導入の実現可能性が証明された。
ZTEは、ウルトラ100G技術、100Gや400G/1TなどのR&Dリソースに巨額投資を行っており、この分野で複数のイノベーションを達成している。
同社は2011年3月、SSMFでシングルチャネル 11.2Tbps、640km伝送を達成。これは、それまでのシングルチャネル伝送1Tbpsの世界記録を破るものだった。さらにZTEは、同年、24Tbps WDM伝送を達成した、これはテラビット伝送を記録した世界初のWDMシステムとなった。2012年2月には、DTとZTEは100G/400G/1Tハイブリッド信号2450km伝送をドイツで成功させている。