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コロンビア、広帯域、狭線幅「フィンガーチップサイズ」レーザ

January, 10, 2023, New York--近紫外から近赤外波長までの可変範囲、狭線幅チップスケールレーザが、Nature Photonicsに発表された。

Michal Lipson教授の監督下、Ph.D候補Mateus Corato Zanarellaをリーダーとするチームは、赤よりも短波長、404nm(近UV)までの波長で、初のチューナブル、狭線幅チップスケールレーザを実証した。マイクロメートルスケールSiN共振器と商用FPレーザダイオードを組み合わせることで、指先に収まる安価なレーザを構築した。性能は、少し前に達成した大きくて高価な最先端のベンチトップレーザと同等である。この集積プラットフォームは、単一のフォトニックチップで近UVから近赤外までの色のレーザを可能にし、12.5nmまでの粗同調、33.9GHzまでモードホップフリーファインチューニング、数kHzまでの固有線幅、10mWまでのファイバ結合パワー、チューニング速度267ペタヘルツ/秒、SMSRは35dB以上である。

このチップスケールレーザは、次世代可視光技術の強力なツールとして傑出している。量子情報、レーザディスプレイ、バイオセンシング、水中測距、可視光通信などの分野で影響力のある結果をもたらす。
(詳細は、https://lipson.ee.columbia.edu)