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人の手に頼らないロボット点検技術へのイノベーション

August, 15, 2022, 東京--株式会社建設技術研究所(「建設技術研究所」)は、株式会社フォトンラボ(「フォトンラボ」)との業務提携契約、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構との共同研究により、道路トンネルのロボット点検技術として社会実装を進めてきた「レーザ打音検査装置」を鉄道トンネルの覆工コンクリートに対する診断支援に活用した。

技術のメリット
 過年度の点検時に性能低下の恐れがあると診断された変状は、従来の近接目視点検では劣化の進行を定量的に評価することが課題となっている。この課題に対し、レーザ打音検査装置では、定量的な記録を残すことができ、次回の点検時の計測値との定量的な比較を可能とすることで、コンクリートのはく落につながる劣化の進行度を診断することが期待できまる。このような記録を継続的に取得することで、従来の人が行う近接目視点検の範囲を事前に絞り込むことが可能になり、点検・維持管理活動の効率化、高度化に寄与すると考えられる。

今後の展望
 今回の「レーザ打音検査装置」は、トンネルの覆工コンクリートの目地部に着目して社会実装をしたものであるが、今後は様々な変状に対する診断能力の向上と計測時間の短縮化を図り、点検・維持管理活動の効率化、高度化に向けた開発を進める予定。
(詳細は、https://www.qst.go.jp)