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AMO、50Gb/s超高速グラフェンベースPDを実証

September, 5, 2014, Aachen--AMOは、Alcatel-Lucentベル研と協力して世界最高速グラフェンベースフォトディテクタ(PD)を実現した。最大データレート50Gb/sを実証することで、新記録が達成され、この技術を応用に近づけることになる。
 グラフェンは、炭素原子の2D層であり、現在、将来の超高速、コンパクトな通信システムに向けた最も有望な材料の1つと見なされている。非常に高い荷電キャリア移動度と広帯域電気-光応答を持つことから、グラフェンは大規模シリコンベースのシステムに集積可能である。現状の成果ではグラフェンベースのPDは従来のシリコンフォトニックプラットフォームに集積され、超高速通信領域向けの将来のオンチップアプリケーションを目標に設計されている。また、暗電流フリー、高速動作、CMOS適合大規模集積などグラフェンベースのPDの特徴が利用できる。
 この前進により、AMOとAlcatel-Lucentベル研の研究チームはグラフェンベースのフォトディテクタに新たな評価基準を設定しただけでなく、グラフェンベースのPDが最高データレートで、従来材料をベースにした同等のディテクタを凌駕することを初めて実証した。
(詳細は、www.amo.de)