April, 14, 2022, 京都--京都大学の研究者を含む共同研究グループは、スズ-鉛混合系ペロブスカイト薄膜の上下を表面修飾する手法(パッシベーション法)を開発した。
これにより、電圧のロスを理論限界まで低減することに成功し、スズを含むペロブスカイト太陽電池で世界最高値となる23.6%の光電変換効率を達成した。
研究成果は、2022年4月12日(現地時刻)に国際学術誌「Energy & Environmental Science」にオンライン掲載された。
研究グループ
京都大学、若宮淳志 化学研究所教授、シュアイフェン・フ 同博士課程学生、リチャード・マーディ 同講師、中村智也 同助教、ミンアン・チョン 同助教、山田琢允 同特定助教、半田岳人 元特定助教、金光義彦 同教授、東レリサーチセンターの松田和大 氏、理化学研究所の中野恭兵 博士、但馬敬介 同チームリーダー、および丸本一弘 筑波大学准教授
(詳細は、https://www.kyoto-u.ac.jp)