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Dstl、戦場センサ保護トライアル

February, 10, 2022, Dresden--UKのDefence Science and Technology Laboratory(Dstl)は、レーザ攻撃に対するデジタルカメラ内の光センサプロテクションを改善する新材料を研究している。
 車輌、船、航空機など様々なプラットフォームに搭載されているカメラは、重要な情報、監視、偵察(ISR)データを取得し、指揮官の情報収集と戦力管理を助ける。これらのカメラを破壊し、画像の流れが制限されることは、敵に戦略的利点を提供することになる。

デジタルカメラ内のセンサは、光の影響を非常に受けやい。カメラメーカーが、例えば、太陽にカメラを向けないように忠告する理由である。レーザは強力、高輝度の光照射であり、カメラのレンズに向けられると、センサを眩ませ、損傷を与える。

防衛科学技術研究所(Dstl)は、カメラの新しい保護フィルタを評価し、高強度レーザに耐えられることを証明するためにトライアルを実施した。トライアルでテストされた複数のデバイスが、幅広いレーザ強度、多数のレーザ衝突に晒されても保護することを実証した。

Dstlには、3つの国際協力組織が参加しており、センサがコンテスト環境で継続動作するように広範な後続作業を確認した。

トライアルのデータは、再検討され、それにしたがって、その技術の開発を促進するために産業サプライヤからの関心が寄せられる。

Dstlの技官、Chris Westgateは、次のようにコメントしている。
・Dstlは、UK軍とその装置を損害から安全に保つために新技術を研究している。われわれは、従来の脅威、銃弾や爆発物などからだけでなく、サイバー、RF、および他の攻撃など、型にはまらない脅威からも資産を保護する。
・装置の障害回復力や耐久性を改善することで、われれはUK軍が現在および今後の脅威に対して戦う自由を維持する。
(詳細は、https://www.gov.uk/)