ApolloとAlcatel-Lucent、6500km大西洋システムトライアル

August, 6, 2014, Paris--ApolloとAlcatel-Lucentは、フランスとアメリカ(US)を接続する既存のApollo Southシステムでフィールドトライアルを行い、100Gbps技術をベースにしてファイバペアあたり7.0Tbps伝送を達成した。
　Alcatel-Lucentの最先端光コヒレント技術によって可能になったこのフィールドトライアルは、同システムの当初の設計容量を9倍に拡大し、アップグレードプロジェクトに新たな容量記録を打ち立てた。このトライアルは先頃発表された2件のアップグレード完了、UKとUSを接続するApollo NorthとApollo Southに続くもので、これら両システムはサービストラフィックが現在マルチ100Gbpsとなっている。
　デモンストレーションでは、Alcatel-Lucent 1620 Light Manager海底端局が画期的な研究技術と最先端の誤り訂正コーディングを独自の変調/パルス整形スキームと併せて利用し、高速長距離伝送のパフォーマンスに影響を与える信号歪とノイズを低減した。
　Alcatel-LucentのBell Labsが最近発表したラボ実験成果には、7200km 31Tbps伝送があり、これは今日の最先端商用海底ケーブルの伝送容量の3倍となる。