September, 24, 2021, Anchorage--Alaska Communicationsは、ミシガン大学の地球と環境科学学部と協働して、同社の海底光ケーブルで海底から収集されるデータで地震をモニタリングする。
ミシガン大学准教授Ƶack Spicaと院生は、オレゴン州フローレンスのAlaska Communicationsの陸揚げ局で、同社のファイバにDAS(光ファイバ分散型音響センサ)インテロゲータを取り付けた。その計測器は、ファイバ内で光ビームを使い、地震活動を分析、データを研究チームに送り返す。
Spicaは、日本やスペインで海底光ケーブルをモニタリングに使用し、この種の研究では市街エリアでもファイバを使用している。
「カナダの太平洋北西海岸線に沿って延びるカスカディア沈み込み帶、これは、地震データ収集には、われわれにとって理想的な位置である。この研究プロジェクトは、地震研究へのファイバ利用についての継続的研究をサポートし、地震によるツナミの早期警戒提供にこの技術をどのように利用するかを知ることになる」とSpicaは説明している。
「アラスカとLower 48を接続する2本の海底ケーブルは、われわれの社会に役立つ研究を支援する実際のインフラストラクチャである。地震とツナミについて重要な洞察を得る上でミシガン大学をサポートすることはすばらしいことだ」とAlaska Communicationsのネットワーク戦略、エンジニアリングおよびオペレーション担当VP、Rick Benkenは話している。