July, 15, 2021, Santa Rosa--Alluxa, Inc.は、テキサスA&M大学(Texas A&M University)、基礎物理学と天文学ミッチェル研究所、物理学&天文学部 (Mitchell Institute for Fundamental Physics and Astronomy, and Department of Physics & Astronomy)で、太陽系外惑星透過分光イメージング計測器Exoplanet Transmission Spectroscopy Imager (ETSI) のための15バンド光学フィルタの画期的開発を発表した。
ETSIは、初の精密計測器であり、中小クラスの望遠鏡を利用する、あまり大きくない地上の天文台からの数百の太陽系外惑星の透過スペクトルを調べることができる。
ETSIは、新しい特性評価手法、共通パスマルチバンドイメージング(CMI)を利用する。その装置の光学設計は、プリズムとAlluxaの新しいマルチバンド光学フィルタを含んでおり、明るい星の太陽系外惑星の通過中に2つのディテクタ(430nm – 975nm)で15のバンドパスを同時撮像する。この先駆的な設計によりETSIは、トランジット分光計測中に前例のない測光精度を達成できる。
AlluxaのCEO、論文の共著者、Mike Scobeyは、「Alluxaエンジニアリングチームは、Texas A&Mのために特注15バンド技術を開発した。この画期的なETSIプロジェクトが遠くの太陽系外惑星の大気を検出するためである。その技術は、もっと大きな、より高感度の望遠鏡に組み込め、われわれの太陽系外の初の居住可能な惑星の発見を容易にする可能性がある」とコメントしている。
(詳細は、https://www.alluxa.com)