December, 8, 2020, 東京--玉川大学量子情報科学研究所の谷澤健准教授と二見史生教授は、同所が研究を推進してきた位相変調方式のY-00光通信量子暗号(Y-00暗号)を用いて、10,000kmを超える安全な光ファイバ通信が実現できることを実証した。
この通信方法は量子雑音のもつ真にランダムな性質を用いて信号を暗号化することにより、光ファイバからの盗聴を防ぐことができる。今回の成果により、太平洋横断級の光海底ケーブルにおいても、暗号化された安全な通信システムの実現が期待される。
(詳細は、https://www.tamagawa.jp)