June, 3, 2014, Singapore--南洋理工大学(NTU)は、世界的な大手3Dプリンタメーカーの1社、SLM Solutionsと500万ドルの共同ラボラトリ契約を結び、新しい積層造形センタ(NAMC)を立ち上げた。
このセンタの目的は、現在のプリンタよりも遙かに大きなパーツをプリントでき、新しいタイプの材料を扱える次世代の3Dプリンタの開発にある。
同大学のBertil Andersson教授によると、積層造形はイノベーションの様相を一変させる革命的な技術であり、NTUはこの急成長する分野で先行できる位置にある。「NTUの歴史は浅いが、すでに20年にわたりこの分野のR&Dで先行している。われわれの新しい積層造形センタは、業界と提携して画期的で実用的なソリューションを開発するにとどまらず、この分野の世界最高の技術と才能を集結することを目標にしている。新しいセンタには最新の3Dプリンティング装置が設置されている。産業界向けに金属パーツをプリンティングするレーザ支援の装置、実際の人の組織をプリントできるバイオプリンタが含まれている」と同教授はコメントしている。