May, 7, 2014, Longmont--ライトウエイブ・ロジック(Lightwave Logic, Inc)は、同社独自のPerkinamine発色基技術と別の発色基を統合し、新しいEO材料システム、Perkinamine Malachiteを開発した。
この発色基は、独自技術とライセンス供与技術の両方をベースにしている。結果として得られたのは、強力な、耐久性の高い非線形有機電気光学(EO)材料で、これはフォトニックデバイス開発に使用される。また、同社の新しいマルチ発色基アプローチをベースにしており、2つまたは3つの発色基が同時に機能する。
同社独自のPerkinamine技術基盤からスタートし、ライトウエイブ・ロジックの開発陣は、様々なPerkinamine化学合成物とライセンスを受けた発色基ポートフォリオからその一部を組み合わせることで、ホストポリマシステムにおける発色基濃度全体が飛躍的に改善されることを見いだした。同社は、試作のフォトニックデバイスでこのパフォーマンス評価をさらに進める意向である。
同社製品開発担当VP、Lou Bintz氏によると、このマルチ発色基システムは発色基濃度で50%増を達成した。同等のシングル発色基システムと比べるとEO効果は一段と高くなる。ホストポリマにおける不均一濃度による、EO効果低下のような発色基高濃度の問題は起こらないと言う。「過去数ヶ月にわたり一貫して、薄膜計測テストで強力な耐久性、ポーリング(極)安定性(発色基整列)を見てきた。反復的、マルチポイント計測は、LNの2倍のEO効果を示しており、耐久性も優れている」。
「Malachiteは、当社がこれまでに合成した中で最も耐久性の高い有機材料システムであることは間違いない。この材料システムは、高いEO効果を持ち、室温条件で動作する。設計により、データセンタで使えるデータ通信用トランシーバが可能になる。当社は、100Gb/sデータレート需要に応えていく考えだ。また、別のアプリケーションを目標に、次世代Malachite材料システムの開発に取りかかっている」。
ライトウエイブ・ロジックは、コロラド大学のGuided Wave Optics Laboratoryと共同で、この材料で独自の先進的なフォトニックデバイスを設計する予定である。
(詳細は、www.lightwavelogic.com)