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テラサンタ・コンソーシアム、ドイツでOFDM 1Tトライアル

April, 22, 2014, Petach Tikvah--テラサンタ・コンソーシアム(Tera Santa Consortium)とそのメンバーは、1Tbps伝送トライアルを成功させた。このトライアルでは、1Tbpsスーパーチャネル信号をドイツリサーチネットワークDFN-Verein(Deutsches Forschungsnetz e.V.)光ネットワークで伝送した。
 同コンソーシアムのメンバーは、ECIテレコム、フィニサ、マルティファイ、Technion Israel Institute of Technology。ECIは、2012年にDFNのX-WiNネットワークにパケットオプティカルソリューションApolloファミリを導入し、100Gサービス提供をサポートできるようにアップグレードしている。
 トライアルは、ドレスデン工科大学で行われ、DFNのライブX-WiNネットワークを使った。ここでは、1Tb/s適応型コヒレントチャネル動作研究の一環として、同コンソーシアムが開発した1Tb/sトランシーバを用いた。最先端のQAM16とOFDM変調方式およびアルゴリズムを利用する、チャネル機能低下や波長分散を補償する技術を採用し、1Tb/s伝送システムの先端機能を実証した。
 DFNのネットワークは、CDC ROADM WDMレイヤとODUクロスコネクトをベースにしており、これによって新規サービスに迅速に対応できる動的ネットワークを実現している。
 フィニサは、ソフトウエア・デファインド1テラビット光トランシーバを実証。このトランシーバは、同コンソーシアムが開発した多様なアルゴリズムをホストしており、Finisar Flexgrid-WSSを利用したエンド・ツー・エンドトランシーバプラットフォームを構成し、200GHzスーパーチャネル信号をAdd/Dropできる。OFDMアルゴリズムは、マルティファイ(128OFDMキャリア)とTechnion(1024OFDMキャリア)の両方が開発し、2つの異なる実装アプローチを利用している。
 ドイツ全域、11000kmに導入されている、DFNのネットワークは88chs、CDC機能を持つ最先端のROADMネットワークで構成されている。1Tb/sサービスは、トラフィックを中断することなくライブネットワークに追加され、QAM16/OFDM変調をベースにした1Tb/s 200GHzスーパーチャネルキャリアにDFNのロバスト設計が対応できることを示した。