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世界最速の1波600Gbps光伝送と587Gbpsのデータ転送実験に成功

December, 18, 2018, 東京--大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII)と東日本電信電話株式会社(NTT東日本)と日本電信電話株式会社(NTT)は、東京都と千葉県に実証実験用として1波600Gbpsの伝送環境を構築し、そのフルスループットの確認、その上での汎用サーバを用いた587Gbpsデータ転送の実現、光波長変更と伝送レート変更による伝送経路変更実験に成功した。
 実験では、商用環境に1波長600Gbpsにおいて世界最長となる約102kmの伝送環境を構築し、データ転送にはNIIが開発したファイル転送プロトコル「MMCFTP」(Massively Multi-Connection File Transfer Protocol)を用い、サーバ1台での世界最速の587Gbpsのデータ転送速度を記録した。また光ネットワークの高信頼化に向けた伝送経路切り替えでは、伝送距離を考慮し、光波長の変更に加え600Gbpsから400Gbpsへの伝送レート変更を行い、円滑な経路切り替えに成功した。

(詳細は、https://www.nii.ac.jp)