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NCSU、LEDをより高輝度に、より強くする新技術を開発

April, 10, 2014, Raleigh--ノースカロライナ州立大学(NCSU)の研究チームは、半導体材料GaNをリンから生成した酸の層でコーティングすることによってLEDをより高輝度に、耐久性を高くする新しい加工技術を開発した。
 「極性窒化ガリウム(GaN)をホスホン酸グループの自己形成層でコーティングすることによって、エネルギーを注入することなく発光を強めることができる」とNCSUのPh.D.学生で論文の筆頭著者、Stewart Wilkins氏は言う。「ホスホン酸グループは安定性も改善し、GaNは溶液の中で劣化しにくくなる。GaNを安定にすることは重要だ、インプラントできるセンサなど、生物医学応用での利用が実際にできるようになるからだ」。
 研究チームは、ガリウムと窒素の層を交互に重ねた極性GaNから始め、発光を強めるために、材料の表面をリン酸でエッチングした。同時に、材料の表面にモノレイヤを自己形成するホスホン酸グループ、つまりリンを含む有機分子を加えた。このレイヤーによって発光がさらに強まり、環境との化学的反応が少なくなってGaNの安定性が高まる。
(詳細は、 www.ncsu.edu)